美容室開業後の料金値上げの方法
Posted on | 9月 30, 2021 | No Comments
長らく現金商売でやってきたけれど、キャッシュレス化の影響を受け、Paypayぐらいなら、と入れてみたら、手数料が有料になり、利益の減少し苦しい。
そんなお悩みありませんか?
手数料の経費が増えるだけでなく、人件費も年々上昇しています。
このまま同じ価格で美容技術のメニューを提供し続けても苦しいが、かといってお客様に価格改定をお願いする勇気がない。
そんなサロン経営者のあなたに、このシリーズが終わったときには「高価格化へと価格改定の実行を○○の日にしよう」と実行する日を決めていただけるよう、メリットとデメリット、予測できる変化、やり方、準備、エピソードを順を追っておつたえしますお届けしてゆきます。
1、いつ価格を上げるか?
あなたは、商売を始められて以降、価格以上の価値を提供されてきたから、ここまで商売をつづけておられます。
自分の手でゼロからここまでの道を築いてこられたこのこと自体、とてもすごいことです。
価値提供をずっと約束しつづけてここまでこられ、支持してくださる方がおられるのですから。
でも、あなたはいま、いまのままではお客様への価値提供をこれ以上自分の手だけでは引き上げられないと感じています。
そんな「キャパオーパー」のとき、価格を見直すタイミングになります。
価格を見直すと、お客様がはなれていってしまう心配があなたの頭のなかをよぎるかもしれません。
でも大丈夫。
価格を見直す方法はたくさんあり、ビジョンや現場の現状にあわせてすぐに実行しやすいものから、資金が必要なものまであります。
すでにお客様がおられる店舗経営のベテランのあなたには、まず、やっていただきたいのは、お客様にこれまで提供してきた「価値」とは何かを明確にすることです。
経営者のあなた自身が気づいていなかったけれども、お客様が感謝しておられる「価値」を明確にすることができたら、今後も最大限にそれを提供でき、価格に反映させていただけるからです。
執筆 和田美香
中小企業診断士/美容室開業コンサルタント/オンラインコース・クリエイター/みかんぐみ株式会社 代表取締役
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タグ: 人生100年時代の美容キャリア, 和田美香, 料金改定