「理容統計年報」（第56集）　調査結果のサマリー

店舗状況
・個人経営91.5％、法人経営8.5％
・設置椅子は、「2台」(37.1 %)、 「3台」(39.5%)
・遊休椅子台数は、「なし」43.9％、「1台」37.6％
・雇用従業員は、「いない」86.4％、「1人」7.8％
・従業員規模（店主含む）は、「2人」44.3％、「1人」29.3％
・雇用従業員の主な就業形態は、正社員が8割。

経営状況
・令和5年度の売上高は、個人店は平均711万円、法人店は2709万円。
・営業利益は「減少」36.6％（理由：客数減87.8％）、
　一方「増加」21.6％（理由：客数増72.5％、料金値上げ61.7％）

営業環境
・予約：電話77.1％、オンライン20.2％、予約なし21.0％
・スマホ決済：対応50.6％、未対応45.9％
・固定客90％以上66.8％、女性客比率10％未満62.9％
・顧客管理：PC等24.5％、紙カルテ38.7％
・SNS活用：43.5％、ヘアなび未活用60.5％
・インボイス未取得：80.6％

営業状況
・メニュー（MA）：総合調髪98.8％、シェービング92.9％、カラー92.4％、レディスシェービング87.2％、カットのみ87.1％
・2020年以降、約6割が値上げ：
　値上げ幅「201-300円」32.2％、「101-200円」25.7％、「401円以上」22.9％
・総合調髪料金：3501-4000円（44.6％）、4001-4500円（29.3％）
・客単価：平均4444円（男性4257円、女性4526円）
・店販比率：10％未満が80.3％

今後について
・後継者：「いる」20.1％、「いない」65.5％
・今後の営業形態（MA）：男性総合調髪中心53.4％、男女対象40.7％、癒し中心29.6％
・経営課題（MA）：新規客獲得難40.0％、人口減による客減38.8％、営業継続問題38.4％