理美容所の新規開業、理容は美容の1割 令和6年度「衛生行政報告例」より
Posted on | 10月 24, 2025 | No Comments
令和6年度「衛生行政報告例」によると、年度中の「使用確認件数」は理容所1,305件、美容所12,433件だった。使用確認件数はおおむね新規開業店数とみることができ、理容所と美容所では新規開業数に10倍近い開きがある。
理容所は令和4年度の2,018件から2年連続で減少し、前年度比-454件(-25.8%)だった。東京都(127件)、大阪府(111件)など都市部に多いが、人口の少ない秋田県の56件も目を引いた。

一方の美容所も2年連続の減少で、前年度比-1,871件(-13.1%)だった。東京都は1,825件あり、都だけで理容全体の件数を上回っている。
新規開業に関しては、理容は美容の1割程度で推移している。この四半世紀にわたり、おおむね理容学校と美容学校の入学者数もこの比率で推移している結果といえる。
なお、「閉鎖命令件数」に関しては、今年度は理容・美容ともゼロだった。
※使用確認件数:保健所が検査を行った件数。一部には移転なども含まれるが、おおむね新規開業に伴う確認検査として理解できる。
【関連記事】
理容所10万台に減少、美容所は増加続く ―令和6年度衛生行政報告例―
https://ribiyo-news.jp/?p=48162
タグ: 使用確認件数, 新規開業件数, 衛生行政報告例

























