理容業美容業は個人経営が7割以上
Posted on | 3月 5, 2021 | No Comments
令和元年経済センサス‐基礎調査にみる理容美容業界
理容業美容業は小規模事業者が多く、理容業は77%、美容業は70%が個人経営になる。全産業では個人経営が16%にとどまっている。
規模の大小は売上(収入)にも影響し、数字を見ると、全産業比べかなり見劣りしている。しかし、理容業美容業は原材料費や仕入れ費が少ないのを考慮して判断する必要がある。
売上(収入)は個人経営でも見劣りするが、会社経営はさらに見劣るする。労働集約的な産業なので、他の多くの産業が規模のメリットがいかせるのに対し、理容業美容業は、スケールメリットがいかしにくい業態だからだ。その結果、個人経営が増えることになる。
また、業務の内容がほとんど変わらない理容業と美容業だが、両業では美容業のほうがやや規模が大きく、売上(収入)も多い。
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