売上高 理容業1035万円、美容業1847万円
Posted on | 1月 2, 2021 | No Comments
令和元年 経済センサス基礎調査
2020年12月25日に発表された令和元年(2019年)経済センサス基礎調査によると、会社経営は理容業で22%、美容業で30%あり、売上高では多くを占める個人経営を大きく引き離しているのがわかった。
個人経営では1従業者当りの売上高は理容業272万円、美容業359万円と低い。会社経営では理容業492万円、美容業584万円に増え、会社経営店が経営努力をしているのがうかがえる。とはいっても他業と比べると見劣りし、理美容業の生産性は低く、その結果、賃金も低い(賃金構造基本統計)。
1事業所当りの従業者数は理容業2.71人、美容業3.73人で、両業で差がある。経営主体別で見ると理容業は個人経営1.80人、会社経営5.82人、美容業は個人経営1.95人、会社経営7.83人になる。
会社経営は美容業のほうが多く、しかも従業者数も多い。売上高の差は経営規模の差に由来しているようだ。
従業者の男女比は、理容業は男性:女性=60:40、美容業は34:66になる。この比率は近年大きな変動はない。経営主体別でみると、会社経営は理容業は男性:女性=56:44、美容業は33:67になり、わずかながら女性従業者が増える。
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