理髪料2794円、パーマネント代9419円、カット代3166円
Posted on | 2月 8, 2025 | No Comments
2024年家計調査 1回当たり平均金額
2024年の利用者が1回当たり支払った平均金額は、理髪料2794円(前年比+3.5%)、パーマネント代9419円(同+4.0%)、カット代3166円(同+1.0%)だった。
総務省が2025年2月7日発表した『家計調査』2024年(年次、二人以上の世帯)の支出金額と利用回数から算出した。
【1回当たりの支払金額】
四半世紀前の2000年の平均支払い金額は、理髪料3128円、パーマネント代7778円、カット代3175円。
理髪料は近年上昇傾向にあるが四半世紀前より下回っている。
パーマネント代は1回当たりの支払額は大幅に上昇している。ただし、利用回数が大幅に減っているため、全体の支出額は減少している。
カット代は一時下がったが、近年上昇し四半世紀前の水準に戻った。
【消費支出(金額)】
消費支出の前年比は名目では理髪料+0.4%、パーマネント代-1.7%、カット代+2.8%、その他の理美容代+5.4%。
名目では増えているが、実質ベースでは消費支出が下がっていることを考慮すると、理髪料は微減、パーマネント代は減少、カット代は微増、その他の理美容代増加と推測できる。
【利用回数】
利用回数の前年比は理髪料-3.0%、パーマネント代-5.5%、カット代+1.7%だった。
2000年と比べると、理髪料-2.4%、パーマネント代-23.0%、カット代+9.5%で、理髪料は減少、パーマネント代は大幅減少、カット代増加している。
【まとめ】
理髪料は、1回当たりの支払金額は持ち直してきているが、利用回数が減り消費支出(金額)はわずかに減っている。
パーマネント代は1回当たりの支払金額は増えているものの利用回数が大幅に減ったため、消費支出(金額)は大きく縮小した。
カット代は1回当たりの支払金額は回復し、利用回数も順調に増えていることから、消費支出は緩やかに拡大している。
その他の理美容代にはヘアカラーのほかエステティック、ネイルなどが含まれるが、拡大傾向にある。
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