美容学生の男子82%、女子49%が独立志向
Posted on | 11月 20, 2019 | No Comments
むかしから独立志向の高い理美容サロン業界だが、21世紀のいまもその傾向は変わらない。男子は82%、女子は49%が将来の独立を見据えて理美容学校を巣立っている。ホットペッパービューティーアカデミーが2019年11月15日発表した「専門学校生調査」による。
調査は、「美容専門学校への進学に対する意識」「美容専門学校生の就職活動状況」「美容関連職業従事者としての未来像」の3点から実施。
主なサマリーは次の通り。
学校選択は「既存学生の雰囲気」も重視
専門学校を選ぶ際に重視している点は「将来就きたい美容職業専科があるか否か」が最も高く72%、次いで「美容・理容国家試験の合格実績」64%、「就職率・内定率など、就職に有利かどうか」64%だった。「専門学校選定の決め手」の問いでは「既存学生の雰囲気」が決め手の上位にはいっている。
就職先サロンは学校の情報を重視
就職先の選定で重視している点は、「人間関係が良好そうであること」が最も高く74%、次いで「福利厚生が充実していること」71%、「経営が安定していること」69%だった。「確定した就職先の探し方は?」の問には、「学校の求人情報」が最多で29%、ついで「学校の講師・先生のコネクション」17%、「はたらきたい店に直接連絡」が15%がベスト3だった。
男女で差がある独立志向
「将来の独立の意向は?」の問には、「とてもそう思う」「そう思う」「ややそう思う」合わせて全体で58%が独立意向がある。この問には男女が大きく、男子は82%、女子は49%だった。とくに男子は「とてもそう思う」45%あり、男子の独立志向は高い。
美容の仕事は若いうちだけ?
また「美容関連職業を何歳まで続けたいか?」の問いに、「30歳まで」と答えたのは男子10%、女子28%、平均で23%。「60歳まで」と答えたのは男子20%、女子13%、平均15%だった。美容関連職種への就業は若い年齢と割り切っている学生が意外に多い。
【調査概要】
調査対象:美容専門学校に通っている専門学校生1250人
調査機関:2016年12月5日(月)〜2016年12月22日(木)
調査レポートは
http://hba.beauty.hotpepper.jp/wp/wp-content/uploads/2019/11/senmon_summary_20170119.pdf
調査の詳細データは
http://hba.beauty.hotpepper.jp/wp/wp-content/uploads/2019/11/senmon_data_20170119.pdf
タグ: HPBA, 学生調査, 理美容学校生調査