全美連が第83回総会開催、組織強化を最重点に
Posted on | 5月 29, 2025 | No Comments
全日本美容生活衛生同業組合連合会は2025年5月29日、東京・代々木の美容会館で第83回総会を開催。令和6年度の事業報告および決算報告、令和7年度の事業計画および予算案など、すべての議案を満場一致で承認した。
令和6年度の重点事業として、「組合員プラスワンキャンペーン」や「組合加入促進モデル事業」など、組織強化を目的とした取り組みを展開。2025年4月1日時点の組合員数は3万8657人で、前年度比2179人(5.3%)の減少となったが、減少幅は縮小しており、一定の成果があったと評価。
令和7年度事業の説明に立った藤原國明理事長は、「従来事業を継続しつつ、前年以上の成果を目指す」と述べ、引き続き組織強化を最重点事業として推進する姿勢を強調した。
令和6年度の決算では、総収支4億5876万円、当期余剰金5017万円を計上。この中には、別会計として運用する社内検定事業および総合福祉共済事業の収益金も含まれる。加えて、国庫補助金を活用した事業として「組合の組織強化推進事業」の収支は999万円、「物価高騰・賃上げ等に対する適正化PR事業」の収支は2547万円となった。
令和7年度の予算は、月額組合費300円を据え置いた上で、総収支4億1108万円を計上。組合員数の減少などの影響により、前年度比で1832万円の減額となった。
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