猛暑が理容業美容業に影響
景気動向等調査(2024年7~9月期)業況判断理由
今年の夏は猛暑だったが、猛暑は理美容業の経営にも影響を与えた。ただし理容業はプラスに美容業はマイナスに影響したようだ。
「顧客数の減少」 美容業でより深刻
主な経営上の問題点(2024年7~9月期)
理美容業の「主な経営上の問題点」(2つまでの複数回答)は、理美容業とも全体的に緩やかな改善傾向がみられるが、「顧客数の減少」は高い水準で推移している。
厳しい美容業のDI判断
景気動向等調査結果(2024年7-9月期)
日本政策金融公庫は2024年10月29日、生活衛生関係営業の景気動向等調査結果(2024年7-9月期)を発表。理容業美容業の業況判断(DI*)は前期は改善したが、今期は前期比、前年同期比とも悪化した。
理美容業とも「原価を価格に転嫁できない」が増加
主な経営上の問題点
理美容業の「主な経営上の問題点」(複数回答)は、理美容業とも「顧客数の減少」「客単価の低下」「原価を価格に転嫁できない」がベスト3だ。なかでも「顧客数の減少」は改善しつつあるとはいえ、美容業では半数以上の企業が回答している。
利用客数の回復が足踏み状態
景気動向等調査結果(2024年4-6月期)
日本政策金融公庫は2024年8月、生活衛生関係営業の景気動向等調査結果(2024年4-6月期)を発表。理容業美容業の業況判断(DI*)は前期比は大幅に改善したものの、マイナス域にあり、前年同期比もマイナスだった。
美容業「顧客数の減少」が大きく改善
主な経営上の問題点
理美容業の「主な経営上の問題点」(複数回答)は、「顧客数の減少」が理容業で53.4%、美容業で52.3%と多いが、両業ともコロナの影響があった前年同期より改善している。
理美容業の業況判断(DI) 前年同期を上回る
日本政策金融公庫は2024年4月30日、生活衛生関係営業の景気動向等調査結果(2024年1~3月期)を発表。理容業美容業の業況判断(DI*)は前年同期を上回り、緩やかに改善している。
理容業美容業とも客数減少し業況DI悪化
生活衛生関係営業の景気動向等調査(2023年10~12月期)
日本政策金融公庫は2024年2月1日、「生活衛生関係営業の景気動向等調査(2023年10~12月期)」を発表。理容業美容業の業況判断(DI*)はコロナ禍だった前年同期を上回ったものの前期比はマイナスとなり、回復の足取りは鈍い。
高齢客の送迎サービスなど
経営取り組み事例
SNSなどの活用のほかに、女性理容師によるレディ―スシェービング、高齢客の送迎サービスなど、自店の特徴をいかした経営取り組みは様々。
「顧客数の減少」 改善するも50%超え
主な経営上の問題点
理容業美容業の「主な経営上の問題点」は「顧客数の減少」が多く、理容業で50.2%、美容業で51.6%と他の問題点より20ポイントほど多い。
理容業美容業の業況 大幅に改善
日本政策金融公庫「景気動向調査」(2023年4-6月期)
理容業美容業の業況が大幅に改善した。日本政策金融公庫が2023年8月4日発表した「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」(2023年4-6月期)によると、理容業の業況DIは-2.6(前期比+34.2)、美容業は-0.7(同+33.1)と両業とも30ポイントを超えて改善した。コロナが5類になったのが、業況の改善に反映された。
物価高騰の影響が大きい 理容業美容業の業況判断理由
日本公庫 景気動向調査(2023年1~3月期)
前期比で悪化した理容業・美容業の業況IDだが、その判断理由に影響しているのは、昨今の物価高騰がありそうだ。
2期続き前期比悪化 理容業美容業の業況DI
日本公庫 景気動向調査(2023年1~3月期)
日本政策金融公庫(日本公庫)は2023年4月27日、2023年1~3月期の「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」を発表した。業況判断(業況DI)は理容美容とも前期に続き、前年同期比では改善しているものの前期比は悪化した。
業況回復遅れる理容美容
日本公庫 景気動向調査(2022年10~12月期)
日本政策金融公庫(日本公庫)は2023年2月3日、2022年10~12月期の「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」を発表した。業況判断は理容美容とも前年同期比ではやや改善したが、前期比は悪化した。
理美容業は前期比、前年同期比とも改善
生活衛生関係営業の景気動向等調査 2021年度第3四半期
日本政策金融公庫は2022年2月1日「生活衛生関係営業の景気動向調査」(DI調査、2021年度第3四半期/10月~12月)を発表。理美容業は前期比、前年同期比とも改善したもののコロナ前の水準には戻っていない。