「エステティックJIS」、山東昭子議員の賛同を得て令和8年度成立を目指す
Posted on | 6月 18, 2025 | No Comments
特定非営利活動法人 日本エステティック機構(理事長:福士政広・東京都立大学名誉教授)は、令和5年度より「エステティックサロンにおけるマネジメント及び品質管理に関する一般要求事項(通称:エステティックJIS)」の開発を進めている。今年度は最終年度にあたり、山東昭子参議院議員の賛同を得て、「エステティックJIS」の制度化を目指す方針を示した。
同機構は2025年6月18日、これまでの経過と今後の方針を発表した。
「エステティックJIS」とは、2007年に経済産業省が公表した「エステティックサロン認証制度の在り方」に基づき、第三者機関である日本エステティック機構が定める制度。48項目に及ぶ基準に基づく審査を通じ、適合したエステティックサロンに対して認証マーク(通称:㊜マーク)を付与する。
審査項目は「運営管理体制」「契約の適正化」「集客・広告」「消費者相談窓口の設置」など多岐にわたり、書類審査および現地審査を経て、有識者による認証判定委員会にて最終判断が下される。消費者にとっては、安全で安心なサービスを選ぶ基準となる制度となっている。
この「エステティックJIS」の実現に向けては、エステティック業界団体のみならず、クレジット業界、情報産業、百貨店業界など多方面から協力を得ながら検討が進行している。
今回、制度への賛同を表明した山東昭子参議院議員は、「食育基本法」「改正健康増進法(受動喫煙防止法)」などの立法に深く関与してきた。現在も美容産業、健康産業、スポーツ産業の健全な発展に注力しており、エステティック業界への理解も深い。
山東議員の賛同を受け、日本エステティック機構は関係省庁および関連団体と連携を強化し、令和8年度に「エステティックJIS」の正式制定を目指す姿勢を明確にした。
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