ビューティガレージ、美容医療領域へ本格参入 アルクを完全子会社化
Posted on | 12月 13, 2025 | No Comments
東証プライム上場で美容業界流通最大手の株式会社ビューティガレージは、2025年12月12日の取締役会で、美容クリニック向け卸を手がける株式会社アルクを完全子会社とすることを決議した。
アルクは2026年1月16日付で商号を「メディカルガレージ」に変更する予定だ。
株式譲渡契約の締結は12月16日を予定している。
アルクは2007年3月設立。大阪・難波に拠点を置き、主に関西エリアの美容皮膚科や美容形成外科向けに、医療機器の卸販売および開業支援を行っている。2025年2月期の業績は、売上高5億900万円、営業利益1,800万円、経常利益2,100万円、純利益1,700万円となっている。
ビューティガレージは、2025年6月に公表した中期経営計画で新市場への挑戦を掲げ、ウェルネス領域への水平展開による事業領域の拡大を進めてきた。今回のアルク子会社化により、2021年のジムガレージ設立(フィットネス向け市場)、2025年のスパガレージ子会社化(温浴・サウナ向け市場)に続き、美容医療領域へと事業を拡大した形だ。
同社は「今回の子会社化により、ターゲット顧客の拡大を通じて、大きな潜在市場を獲得する機会を得ることができた」としている。
タグ: M&A, ビューティガレージ, 美容医療

























