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厳しい美容業のDI判断

Posted on | 11月 10, 2024 | No Comments

景気動向等調査結果(2024年7-9月期)
日本政策金融公庫は2024年10月29日、生活衛生関係営業の景気動向等調査結果(2024年7-9月期)を発表。理容業美容業の業況判断(DI*)は前期は改善したが、今期は前期比、前年同期比とも悪化した。

来期については今期よりやや改善すると見通している。
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美容業のDI判断が厳しい。すべての指標はマイナス域で、しかもすべての指標で前期より悪化した。理容業もよくないが、売上、採算、利用客数が改善した。また採算、客単価がプラス域になっている。不況が続いている理容業だが、底を打った可能性もうかがえる。

また、投資実績は近年、美容業が理容業を上回って実施していたが、今期理容業(12.6%)が美容業(9.8%)を超えた。
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上のグラフは、理容業美容業の4期移動平均線。両業はおおむね近似して推移している。グラフは2014年以降のデータを表出したが、それ以前もほぼ同様で変化しており、両業が類似しているのがうかがえる。
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2024年7~9月期 理容業美容業のDI

指標 :2期 : 前期比 前年同期比
業況
理容 : -10.4 : -5.2 : -7.8
美容 : -13.0 : -3.7 : -5.6

売上
理容 : -3.6 : 1.7 : -4.3
美容 : -11.3 : -2.8 : -7.4

採算
理容 : 7.6 : 3.3 : 2.3
美容 : -5.2 : -0.6 : 2.5

利用客数
理容 : -15.0 : 0.8 : -2.7
美容 : -24.6 : -0.1 : -8.0

客単価
理容 : 0.5 : -1.4 : -1.2
美容 : -2.4 : -0.4 : -1.3

*DI=「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた数値
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<調査概要>
調査時点:2024年9月中旬
調査方法:郵送調査
調査対象:生活衛生関係営業 3,290 企業
有効回答企業数 3,142企業
理容業422企業
美容業461企業
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タグ: DI, 景気動向調査

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