美容業の景気は下降へ <DI調査 2015年第2四半期>
Posted on | 11月 5, 2015 | No Comments
日本政策金融公庫は2015年10月30日、「生活衛生関係営業の景気動向等調査」(2015年第2四半期)を発表した。前期足踏み状態だった美容業の景気は今期、各指標で悪化し下降に転じた。
客数は前期、前年同期とも改善したものの、これ以外の指標はすべて悪化。4期平均移動線も逆Vのラインに。
2013年以降回復基調にあった美容業の景気動向だが、完全に回復する前に腰折れ状態になった。
DI:今期:前年同期比
売上:-22.5:-6.5
採算:-2.3:-5.8
業況:16.1:-4.5
客数:-28.3:0.6
単価:-14.5:-12.2
DI=良い(増加、好転、黒字) -悪い(減少、悪化、赤字)
経営者の実感を調査したもので、イメージ的な面が反映されやすい。
調査
時期:2015年9月上旬
有効回答企業:理容374企業、美容436企業
タグ: DI, 景気動向調査