理美容業の業況判断(DI) 前年同期を上回る
Posted on | 5月 2, 2024 | No Comments
日本政策金融公庫は2024年4月30日、生活衛生関係営業の景気動向等調査結果(2024年1~3月期)を発表。理容業美容業の業況判断(DI*)は前年同期を上回り、緩やかに改善している。
通常1-3月期のDIは悪化し、前期比は一部の指標で改善がみられたものの、おおむね悪化した。しかし、前年同期比は理容業美容業ともすべての指標で改善が見られ、両業は緩やかに改善している。
業況の来期見通しは前期よりは改善しているが、理容業はマイナス領域のままなので、改善の足取りは鈍そうだ。
<2024年1~3月期 理容業美容業のDI>
指標:DI:前年同期比
業況
理容: -25.5 : 11.3
美容: -20.5 : 13.3
売上
理容 : -12.8 : 17.1
美容 : -4.1 : 19.8
採算
理容 : 0.9 : 15.2
美容 : -9.9 : 8.2
利用客数
理容 : -22.7 : 17.0
美容 : -25.8 : 12.0
客単価
理容 : -2.6 : 13.8
美容 : 1.5 : 12.5
*DI=「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた数値
<調査概要>
調査時点:2024年3月上旬
調査方法:郵送調査
調査対象:生活衛生関係営業 3,290 企業
有効回答企業数 3,125企業(回答率 95.0%)
理容業423企業
美容業463企業
タグ: DI, 日本政策金融公庫, 景気動向調査