理容業美容業とも客数減少し業況DI悪化
生活衛生関係営業の景気動向等調査(2023年10~12月期)
日本政策金融公庫は2024年2月1日、「生活衛生関係営業の景気動向等調査(2023年10~12月期)」を発表。理容業美容業の業況判断(DI*)はコロナ禍だった前年同期を上回ったものの前期比はマイナスとなり、回復の足取りは鈍い。
高齢客の送迎サービスなど
経営取り組み事例
SNSなどの活用のほかに、女性理容師によるレディ―スシェービング、高齢客の送迎サービスなど、自店の特徴をいかした経営取り組みは様々。
「顧客数の減少」 改善するも50%超え
主な経営上の問題点
理容業美容業の「主な経営上の問題点」は「顧客数の減少」が多く、理容業で50.2%、美容業で51.6%と他の問題点より20ポイントほど多い。
理容業美容業の業況 大幅に改善
日本政策金融公庫「景気動向調査」(2023年4-6月期)
理容業美容業の業況が大幅に改善した。日本政策金融公庫が2023年8月4日発表した「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」(2023年4-6月期)によると、理容業の業況DIは-2.6(前期比+34.2)、美容業は-0.7(同+33.1)と両業とも30ポイントを超えて改善した。コロナが5類になったのが、業況の改善に反映された。
物価高騰の影響が大きい 理容業美容業の業況判断理由
日本公庫 景気動向調査(2023年1~3月期)
前期比で悪化した理容業・美容業の業況IDだが、その判断理由に影響しているのは、昨今の物価高騰がありそうだ。
2期続き前期比悪化 理容業美容業の業況DI
日本公庫 景気動向調査(2023年1~3月期)
日本政策金融公庫(日本公庫)は2023年4月27日、2023年1~3月期の「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」を発表した。業況判断(業況DI)は理容美容とも前期に続き、前年同期比では改善しているものの前期比は悪化した。
業況回復遅れる理容美容
日本公庫 景気動向調査(2022年10~12月期)
日本政策金融公庫(日本公庫)は2023年2月3日、2022年10~12月期の「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」を発表した。業況判断は理容美容とも前年同期比ではやや改善したが、前期比は悪化した。
理美容業は前期比、前年同期比とも改善
生活衛生関係営業の景気動向等調査 2021年度第3四半期
日本政策金融公庫は2022年2月1日「生活衛生関係営業の景気動向調査」(DI調査、2021年度第3四半期/10月~12月)を発表。理美容業は前期比、前年同期比とも改善したもののコロナ前の水準には戻っていない。
V字回復が鈍る理美容業の景気動向
生活衛生関係営業の景気動向等調査 2021年度第2四半期
日本政策金融公庫は2021年11月4日「生活衛生関係営業の景気動向調査」(DI調査、2021年度第2四半期/6月~9月)を発表。コロナ感染拡大中とあって、前期比より悪化したが、前年同期より改善した。
理美容業の景気 改善するもコロナ前には遠い
生活衛生関係営業の景気動向等調査 2021年度第1四半期
日本政策金融公庫は2021年8月8日、生活衛生関係営業の景気動向等調査結果(2021年4~6月期、DI調査)を発表。理容業美容業とも前期、前年同期より改善したが、新型コロナウイルスの影響が続き依然として状況は厳しい。
コロナ感染予防をアピール
「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」(2021年4~6月期、日本政策金融公庫)「経営取り組み事例」によると、コロナ感染予防、SNS、期限付き次回割引クーポンなど、さまざまな経営努力を行っている。
美容業の回復遅い
生活衛生関係営業の景気動向等調査 2020年度第3四半期
日本政策金融公庫は2021年2月19日、生活衛生関係営業の景気動向等調査結果(2020年10~12月期、DI調査)を発表。理容業はやや持ち直しの兆しがみられたが、美容業は前期より悪化した項目があり厳しい状況が続いている。
理美容業は「依然として厳しい」
生活衛生関係営業の景気動向等調査 2020年度第2四半期
日本政策金融公庫は2020年11月6日、生活衛生関係営業の景気動向等調査結果(2020年7~9月期、DI調査)を発表。前期の判断「新型コロナウイルス感染症の影響により極めて厳しい状況にある」を今期も引き継ぎ「依然として厳しい状況にある」と判断した。
理容美容とも「顧客の減少」が悪化 増税の影響か
生活衛生関係営業の景気動向調査(2019年度第三四半期)「経営上の問題」
日本政策金融公庫が2020年2月12日「生活衛生関係営業の景気動向調査」(2019年度第三四半期/10月~12月)を発表。「経営上の問題」は、理容美容とも相変わらず「顧客の減少」をあげる経営者が多く、両業とも60%を超えた。
理容業が6年ぶりに美容業を上回る
2018年度第4四半期の景気動向調査
日本政策金融公庫は2019年4月25日、2018年度第4四半期の景気動向調査(DI調査)を発表。DI指数は、5指標でマイナスが長期にわたり続いているが、今期、前年同期比で理容業が改善傾向が見られるのに対し、美容業は上回ったのは2指標にとどまった。