理美容業とも「原価を価格に転嫁できない」が増加
Posted on | 8月 16, 2024 | No Comments
主な経営上の問題点
理美容業の「主な経営上の問題点」(複数回答)は、理美容業とも「顧客数の減少」「客単価の低下」「原価を価格に転嫁できない」がベスト3だ。なかでも「顧客数の減少」は改善しつつあるとはいえ、美容業では半数以上の企業が回答している。
生活衛生関係営業の景気動向等調査(2024年4~6月期、日本政策金融公庫)より。
「顧客数の減少」を「経営上の問題点」としてあげる美容企業はコロナ禍の2021年度1期には82%あった。徐々に改善し2023年度1期は50%台にまで減ってきたが、以降50%台で足踏みしている。
また今期、「原価を価格に転嫁できない」が理容業で前期比+6.7%、美容業+8.3%と増加した。理美容業とも「客単価の低下」は20%以上と高い水準にあり、料金値上げがしずらい状況にあるようだ。
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生活衛生関係営業の景気動向等調査結果(2024年4~6月期)
https://ribiyo-news.jp/?p=43595
タグ: 景気動向調査, 経営上の問題点