理容業は客数、客単価とも改善
Posted on | 9月 19, 2016 | No Comments
2016年第1四半期景気動向調査「経営上の問題点」より
日本政策金融公庫が2016年8月29日発表した2016年第1四半期景気動向調査「経営上の問題点」によると、理容業の「客数の減少」は61.3%で、前期比8.7ポイント、前年同期比7.8ポイントと大幅に改善した。
年次ベースでも理容業の「客数の減少」は2012年以来、緩やかに改善している。
「客単価の低下」は27.0%で、前期比0.5ポイント、前年同期比0.3ポイントと、こちらも僅かながら改善している。この調査を見る限り理容業の経営環境は改善傾向にあるようだ。
一方、美容業の「客数の減少」は59.5%で、前期比4.8ポイント、前年同期比0.2ポイントとそれぞれ改善した。しかし「客単価の低下」は27.8%で、前期比2.9ポイント、前年同期比5.2ポイントそれぞれ悪化した。美容業は来客数は回復しているが顧客の低価格志向が続いている。
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