猛暑が理容業美容業に影響
Posted on | 11月 11, 2024 | No Comments
景気動向等調査(2024年7~9月期)業況判断理由
今年の夏は猛暑だったが、猛暑は理美容業の経営にも影響を与えた。ただし理容業はプラスに美容業はマイナスに影響したようだ。
生活衛生関係営業の景気動向等調査(2024年7~9月期、日本政策金融公庫)業況判断理由より。
業況判断理由
今期
理容業
好転/猛暑の影響で、来店周期が短くなり回転率も上がった。(長野県)
不変/幅広く物価が高騰しているため、値上げして利益のマイナス分をカバーしている。(岡山県)
美容業
好転/客足は回復傾向にある。また、白髪染めの利用が増えたことで来店サイクルが早まっており、業況は好転した。(高知県)
悪化/人手不足により営業に支障がでている。(愛知県)
来期見通し
理容業
不変/客数は頭打ちになっているが、価格を上げるのは難しいため、業況は変わらないだろう。(大阪府)
悪化/来期も物価高騰が続き、お客さまの利用回数が減少することが想定されるため、業況は厳しい見通し。(青森県)
美容業
好転/今期は猛暑日が続いたことで来店客数が減り、売上が伸びなかった。来期は気候が良くなるため客足が戻ることを期待している。(大分県)
悪化/コロナ禍での生活習慣の変化や物価高騰の影響などにより、来店周期の長期化や客数の減少傾向を感じている。(京都府)
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