美容の時代、正確には美容用品の時代
美と健康が注目されるようになって久しい。
美容店が増え続ける理由
理美容業は離職率の高い職種です。その一方で新規開業が多く、昭和の時代から店舗過剰が指摘されている業界です。
理容業は限界業種?
理容業の衰退が続く。2022年3月に公表された『理容統計年報』(55集)をみると、売上が減少し、理容師を目指す若者は少なく高齢化がすすんでいます。
withコロナの理美容サロン
新型コロナウイルス対応では、まん延防止措置が解除される県がある一方、延長される都道府県があります。措置のあるなしにかかわらず理美容サロン業界はじめ美容系サロンへの影響は続いています。
withコロナは、「黙カット」、「会話なし」メニュー
「会話なし」メニューがSNSで話題になっています。もともとは話すのが苦手なお客様向けのメニューとして、都内の美容室が取り入れたメニューといいますが、withコロナの時代、感染予防からもふさわしいメニューといえます。
2022年、理美容業界の動向は
理美容業はじめ生活関連サービス業は、社会情勢に影響を受けやすい。
美容系産業は消費支出の1%産業
家計調査(二人以上の世帯)によると、理髪料、パーマネント代、カット代、その他の理美容代の4品目を合わせた美容系支出は、消費支出全体の1%ほどで、この20年推移しています。美容系産業は消費の1%産業ともいえそうです。
理美容サロン業界の停滞は2022年も続きそう
理美容業は世の中の景気動向の影響を受けやすい下流産業の一つです。世の中の景気が良くなり、消費者の所得が増えなければ、理美容店の売上は増えない。
不景気になると理美容志望者が増える
世の中が不景気になると理美容志望者が増える、という通説が昭和の時代にありましたが、この通説、過去の話ではなく令和の時代も通用していました。
カミカリスマ カリスマの語源はギリシア語のカリス
カリスマ美容師を目標にしている若い美容師は多い。先日もカミカリスマ2022アワードが開かれ、9人の三ツ星カリスマ美容師が選ばれました。
理美容業界の新型コロナウイルス 中間報告
昨年来、世界的に感染が拡大した新型コロナウイルスは理美容業界にも大きな影響を与えました。流行からほぼ1年半経過し、各機関や組織が行った調査結果が公表され、理美容業界が受けた影響の輪郭がほぼわかってきました。
タカラベルモントは理髪椅子の後発メーカー
タカラベルモントといえば理美容業では知らない人がいないくらいビッグネームです。そのタカラベルモントが創業したのは100年前の1921年(大正10年)だそうです。
同社が創業する前に数社の理容椅子の製造メーカーが事業を行っていました。
フリーランスは有力な選択肢のひとつ
多様化する働き方のひとつとして、フリーランスという働き方が話題になっています。国もフリーランスとして安心して働ける環境づくりを進めています(*)。
他の理美容代に次代の主力サービスがある
家計調査では690の調査品目があり、基礎的支出品目と選択的支出品目とに分けられますが、美容系の理髪料、パーマネント代、カット代、他の理美容代はいづれも選択的品目に含まれます。
理容、理髪、美容
言葉は時代とともに変遷しますが、「理容」という言葉もそうです。「理容」を『広辞苑』で引くと、最初に出てくるのが「理髪と美容。」。ついで「整髪・ひげ剃りなどをして頭や顔をきちんと整えること。」とあります。
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