黒人、白人、そして黄色人種
体毛喪失による皮膚の進化
猿は二足歩行をするようになり、ヒトになります。いまから700万年~600万年まえのことといわれています。二足歩行で、より大きな頭部を支えることができ、脳が発達しました。
スキンヘッドは危ない?
剃り上げた頭のことを坊主頭ともいいますが、最近はスキンヘッドと呼ぶことが多い。このスキンヘッドという言葉、日本の和製英語ではなく、米国でも使われる言葉ですが、注意が必要です。
眉だって物をいう
「目は口ほどに物をいう」という言葉があります。「何も言わなくても、目つきから相手の気持ちや感情が伝わる」、「言葉で偽っても、目を見れば真偽がわかる」といった意味があります。
インディアンの悲劇
脱毛は若い女性に限らず、美意識の高い男性もしています。脱毛をする、しないはあくまでも個人の趣向ですが、部族の風習として脱毛していたのが、アメリカ・インディアンです。
体毛が薄くなったから「家族」
ヒトが他の動物と違うのは二足歩行すること、といわれてます。二足歩行することで脳が発達し、手が自由になり道具を使えるようになったからです。
シェービングの習慣は第一次世界大戦後に普及
男性のヒゲは、社会を映す一つの文化といえます。21世紀のいまは多様性の時代で、髭を蓄えている男性もいますし、毎朝剃っている人もいます。
X線で脱毛する女性の執念
「ありのままで~」という歌が流行ったことがありますが、世の中には「ありのまま」に我慢できない人もいます。その一つが「ありのままの毛」です。
ヘアサイクルは進化の名残り
毛髪は皮膚の付属器官の一つです。進化の過程で、生物の表皮はウロコになったり、羽毛になったりします。ヒトはケラチンでできた皮膚を中心に、体毛や汗腺などで被われています。
薄毛の原因は「ゴースト血管」?
受容体型チロシンキナーゼ「Tie2」(タイツー)が関係
歳を重ねると多くの人の髪は薄くなります。若いときの男性型脱毛症と違って、年相応、自然の摂理かもしれません。若いころほど気にしません。
でもなかにはクログロ、フサフサの老人もいます。個人差のある世界です。
進むヘアサイクルの科学的研究
動物の被毛は季節によって抜け替わります。ヒトの体毛も抜け替わりますが、季節に左右されることはありません。
毛髪胃石が招くラプンツェル症候群
「トリコチロマニア」(Trichotillomania)は「抜毛症」とも「抜毛癖」ともいいます。「トリコチロ」=抜毛、「マニア」=一つのことに異常に熱中する人(広辞苑)。病気と癖の中間ぐらいと思っていましたが、れっきとした病気で、衝動制御障害に含まれる精神障害の一種といいます。
体毛と発汗作用の関係
髪の毛は10万本、身体全体の毛は500万本あるといいますが、個人差が大きいのでアバウトな数字です。毛髪はもちろん体毛の一部です。
髪は神につうず
「髪は神につうず」と古来からいわれ、畏敬の念を持たれてきました。発音が同じだからかもしれません。
ぬばたま 髪にかかる万葉の枕言葉
新元号「令和」は、中国の漢籍ではなく、日本の万葉集から採用された元号といいます。その万葉集には髪に関する叙述が少なからずあり、髪にかかる枕言葉として「ぬばたま」があります。
三点倒立で「薄毛+メタボ」予防
脱毛と血流との相関関係は古くから信じられていて、薄毛予防、脱毛治療に血流を促進する方法が行われてきました。その一つにヨガの三角倒立があります。
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