美容室の事故はヘアカラーが最多
高額補償は「施設の欠陥による傷害」
全日本美容連合会は2024年5月15日開いた理事会で「美容所賠償責任補償制度」の2022年9月1日から2023年8月31日までの事故件数を報告した。最多事故は、身体、財物ともヘアカラーだった。ヘアカラー事故が最多なのは近年常態化している。
美容室の事故 ヘアカラーが対物の四分の三
対人も最多 美容所賠償責任補償制度より
美容室の事故はヘアカラーによるものが多く、対人事故、対物事故とも他の事故を大きく上回る。
今年も『組合加入トライアルキャンペーン』開始
東京都美容生活衛生同業組合(BA東京)は、今年も『組合加入トライアルキャンペーン』を2022年11月1日から開始した。
美容室事故 件数はヘアカラー、賠償額は「施設の欠陥」
美容室での事故は、ヘアカラー関係が突出して多く、1件あたりの賠償金額では「施設の欠陥による傷害」が最高額だ。この傾向は近年変わらない。
ヘアカラー身体事故 1件当り賠償金額が3倍に
昨年8月までの1年間の美容室での補償をともなう事故件数は413件で前年比4%の微増だったが、補償金額は40%増と大幅に増えたのがわかった。
ヘアカラー事故が財物賠償の61%を占める
「美容所賠償責任補償制度」事故分析
美容室の事故はヘアカラーによるものが圧倒的に多い。全美連が発表した「美容所賠償責任補償制度」事故分析(対象期間は、2018年9月1日~2019年8月31日)による。ヘアカラー事故は、身体賠償事故では48件(事故件数に占める割合32%)、財物賠償事故では151件(同61%)あった。
多いヘアカラー事故 「美容所賠償責任補償制度」
美容所での事故件数はヘアカラーが多く、対人で39%、対物で63%を占める。全美連が発表した「美容所賠償責任補償制度」の平成28年9月1日から平成29年8月31日までの1年間の事故分析による。
美容所賠償責任補償制度 訪問美容の補償を拡大
訪問美容の需要が増えるなか、全美連は美容所賠償責任補償制度(美賠責)に訪問美容の際に発生した事故の補償を拡大し、2017年9月1日より適用する。
美容室の事故件数はヘアカラーがトップ
全美連の美容所賠償責任補償制度より
全美連は美容所賠償責任補償制度の1年間の事故件数などを発表した。平成25年9月1日から平成26年8月31日までの1年間に発生した事故件数は487件で、事故発生率は0.81%だった。