多いヘアカラー事故 「美容所賠償責任補償制度」
Posted on | 5月 19, 2018 | No Comments
美容所での事故件数はヘアカラーが多く、対人で39%、対物で63%を占める。全美連が発表した「美容所賠償責任補償制度」の平成28年9月1日から平成29年8月31日までの1年間の事故分析による。
対人のヘアカラー事故は皮膚炎、かぶれが多く、対物はヘアカラー用剤による衣服の汚損が多い。
全体の事故件数は、対人で181件、対物で261件だった。これにともない支払われた補償金額は対人は1713万円、対物は728万円、合計2441万円だった。1件当たりの補償金額は平均で5万5千円、対人の平均は9万5千円、対物の平均は2万8千だった。
対人事故件数は
①ヘアカラーによる皮膚炎・かぶれ:70件
②施設の欠陥による傷害:28件
③やけど:22件
④切り傷:20件
⑤パーマネントによる皮膚炎・かぶれ:12件
対物事故件数は
①ヘアカラーによる衣服汚損:163件
②メガネ以外の財物破損:31件
③着付による着物汚損:17件
④車輌・自転車の破損:16件
⑤パーマネントによる衣服汚損:9件
の順だった。メガネの破損は7件あった。
タグ: ヘアカラー, 事故, 美容所賠償責任補償制度