美容室の店販品購入率は16.6%
購入者の年間支払額は他の倍額
店販品を扱う理美容室は増えているが、最近1年間に美容室で店販品を購入した女性ユーザーは16.6%(店販品購入率)で多くはないものの、サロンに支払った年間金額は、未購入者の倍近くあり、店販品購入者はロイヤルカスタマー的な存在といえう。
50代からショートが最多に 女性のヘアスタイル
NBBAサロンユーザー調査2023年
女性のヘアスタイルは、若い人はロング、高齢になるほどショートが増えるなど、年代によって傾向に差がある。
理美容サロン利用で重み増す予約サイト
NBBAサロンユーザー調査2023年
理美容サロンは美容室予約サイトから得た情報(34.7%)をもとに、家の近くにあるサロン(56.2%)をホットペッパービューティー(32.9%)で予約して、利用している。
パーマといえば、いまはストレートパーマ
NBBAサロンユーザー調査2023年
パーマといえばウエーブパーマを想起するが、いまではストレートパーマにとってかわられた。
女性客の客単価は上昇傾向
NBBAサロンユーザー調査2023年
「最近の客単価」ともいえる「最近利用したサロンで支払った金額」は2022年までの5年間をみると上昇傾向にあるのがうかがえる。
女性の美容室利用率が上昇
NBBAサロンユーザー調査2023年
1年間に1回以上美容室を利用する女性(15-69歳)は91.6%いる。2021年までの3年間は漸減傾向にあったが、2022年は反転し上昇した。
男性客は理容室62%、美容室26%、カット専門24%を利用
<NBBAサロンユーザー調査>1年間で利用したサロン
男性が調髪する店はひと昔前は理容室と決まっていたが、現在は美容室やカット専門店を利用する人も多い。NBBAのサロンユーザー調査2023年(2022年調査)によると、理容室を利用した男性はこの1年間で61.9%だった(人口拡大推計より)。
おしゃれ染め若年女性のサロン利用が急増
理美容店にとって重要なメニューの一つ、ヘアカラーは年代によって、目的、施術場所に大きな違いがある。若い女性はおしゃれ、高齢女性は白髪隠しだ。
高齢女性の半数はショートヘア
高齢女性はショートヘアが多いのは実感していたが、実際には60代で2人に1人、70代になると3人に2人がショートヘアだった。
予約サイトが口コミにとってかわる
NBBAサロンユーザー調査2022年
女性客は、予約サイトを見て、最寄りの店のなかから、手頃な料金の店を選んでいる。ひと昔前は、最寄り、手頃な料金、口コミだったが、令和のいまは予約サイトが口コミにとってかわった感がある。
女性客の約半数はお店を重視
NBBAサロンユーザー調査2022年
男性客は店につき、女性客は技術者につく傾向がある、とよくいわれるが、女性客の46.4%と半数近くがお店派だった。
「店販品は店で購入」が96%
NBBAサロンユーザー調査2022年
理美容店の店販は来店客に売るのが本筋で、客の95.8%は店で直接購入している。
理美容店の女性利用率 2年で2.8ポイント下がる
NBBAサロンユーザー調査2022年
女性の理美容店への利用率が低下している。年に1回も利用しない女性が増え、2021年は13.6%だった。
美容室でヘアカラーする女性は57% 09年以来最多
サロンユーザー調査2021年
美容室で年1回以上ヘアカラーした人は前年(2016年)より3pt増え57%になった。57%は2009年以来最多。
電話予約に迫る「ホットペッパービューティー」
サロンユーザー調査2021年
予約手段として、「ホットペッパービューティー」の存在感が増している。電話予の34%に迫る32%の人がこの予約サイトを活用している。「サロンユーザー調査2021年」(2020年調査、全国理美容製造者協会)「最近1年間の美容室予約方法」より。