若年層ほど「おしゃれ染め」「サロン染め」が多い
Posted on | 8月 10, 2024 | No Comments
ヘアカラーをしている男性の目的は「白髪染75%・おしゃれ染め25%」がおおよその相場だが、年代によって大きな差がある。
10代(15-19)はおしゃれ染め100%
20代はおしゃれ染め75%
30代は半々
40代以上は白髪染めが90%以上
というのが年代別の相場だ。
NBBA(全国理美容製造者協会)が2024年8月6日発表した2024年度サロンユーザー調査 男性版によると、「白髪染め72.6%・おしゃれ染め27.4」(ヘアカラー 主な目的/現在利用者)で、おおよその相場の範囲内だった。
年代別の目的は下のグラフ(「2024年度サロンユーザー調査 男性版」ヘアカラー 主な目的/現在利用者より)の通り。
現在、ヘアカラーを「している人」は10.4%と男性の1割ほど。年代別の差はあまりない。「したことがない」人は67.6%で、男性の三分のニはヘアカラー未経験者になる。「以前はしていたが今はしていない」人は22.1%だった。
また、「ヘアカラーをしている人」は
2022年12.8%
2023年12.0%
と漸減傾向にあるのが、この調査からうかがえる。
ヘアカラーをする場所は、従来の調査ではおおむね「サロン55%・自宅45%」前後で、ややサロン派が多いが、この調査では「いつもサロン」51.0%、「いつも自宅」31.3%だった。残りの人はサロンと自宅を併用している。
ヘアカラーをする場所については、年代による違いが大きく、「おしゃれ染め」の比率が多い若年層はサロンで染める割合が高く、「白髪染め」の多い高齢層になるほど自宅で染める比率が高くなる傾向がある。
【関連情報】
男性理美容室市場は推計8163億円
https://ribiyo-news.jp/?p=43525
タグ: NBBAサロンユーザー調査, NBBAサロンユーザー調査男性版