1度も理美容店を利用しない女性は10.4%
Posted on | 5月 16, 2019 | No Comments
NBBA サロンユーザー調査2019
NBBA(全国理美容製造者協会)は2018年調査の「サロンユーザー調査2019」を2019年5月発表した。理美容サロンを年間3回以上利用した女性は66.0%で、前回調査より1.3%減った(人口拡大推計値)。
1度も利用しない人は10.4%(前年比+0.1)、1回のみは10.0%(同+0.5)、2回は13.6%(同+0.5)いる。年間に理美容サロンを2回以下しか利用していない女性は34%と三分の一を占める。
これらを含めた全体での平均利用回数は4.3回で、平均利用回数は前年と同じだった。
なお、今回の調査対象は、女性のみ。
調査サマリーは次の通り。
【サロン利用状況】(3回以上利用している、と回答した女性を対象に集計。以下同)
最近1年間の平均利用回数
・2018年の最近1年間のへアサロン平均利用回数は5.9回。年代別にみると、50代以上の層では平均利用回数が高くなり、60代では約7回となっている。
・時系列でみると、60代で平均7回台から6回台にダウンした。
お店を利用したきっかけ
・2018年についてみると、「家の近所にあるので」が57.6%でトップ。次いで、「リーズナブルな料金」(43.8%)だった。
・年代別でみると、WEB系の項目は10代~30代で高くなっている。
直近利用店舗での平均利用総額
・2018年の平均利用総額は7、041円。年代別でみると、10代で平均5、702円と他の年代に比べ低く、20代~40代が7千円台になっている。
・時系列でみると、20代以上の層で、前年より僅かながらダウンしている。
直近利用店舗の利用歴
・2018年についてみると、平均利用年数は6.5年になる。年代別にみると、高年層ほど平均利用年数が長く、60代では9.7年となっている。
【技術別利用状況】
ヘアカラー
・2018年の最近1年間のサロンでのへアカラーの利用率は54.5%。年代別では10代で低い。時系列でみると、20代の利用率が僅かながらアップしている。
・へアカラーの利用者における最近1年間の平均利用回数は5.3回。40代以上の層で平均利用回数が高くなり、60代では6.5回となっている。
トリートメント
・トリートメント(有料)の最近1年間利用率は32.0%。年代別でみると、20代、30代での利用が高くなっている。一方、10代、50代~60代の利用率は低くなっている。時系列でみると、10代の利用率がダウンしている。
・トリートメント(有料)の利用者における最近1年間平均利用回数は4.1回。10代の平均利用回数が3.1回と他の年代に比べ低く、60代で4.6回と高くなっている。時系列でみると、10代の平均利用回数が2回台から3回台にアップしている。
ヘッドスパ
・ヘッドスパの利用率は14.6%。年代別でみると、10代の利用率が他の年代に比ベ低くなっている。一方、30代の利用率が高い。
・ヘッドスパの利用者における最近1年間平均利用回数は3.2回です。年代があがるにつれ高くなっている。時系列でみると、30代の平均利用回数が2回台から3回台にアップしている。
ウェーブパーマネント
・ウェーブパーマもしくはデジタルパーマの最近1年間利用率は15.8%。時系列でみると、利用率の減少傾向が続いている。
・ウェーブパーマの利用率は11.8%。年代別でみると、10代の利用率が低い。ウェーブパーマの利用者における最近1年間平均利用回数は2.5回。年代別にみると、60代は3.3回と高くなっている。
・デジタルパーマの利用率は5.1%です。年代別でみると、20代の利用率が約1割と最も高い。デジタルパーマの利用者における最近1年間平均利用回数は1.6回。
ストレートパーマ
・ストレートパーマの利用率は11.8%。
時系列でみると、10代~20代の利用率がダウンしている。
・ストレートパーマ利用者の年間平均利用回数は2.1回。この施術に関してはウェーブパーマのような年代別の差がみられない。
調査概要
回収サンプル数13994サンプル。これを2018年5月時点の人口比に合わせてウエイト集計(ウエイト集計サンプル数は4133サンプル)
(情報/NBBA)
タグ: NBBA, NBBAサロンユーザー調査