ウエーブパーマの利用者 一転増える
Posted on | 4月 28, 2024 | No Comments
ストレートパーマ(縮毛矯正含む、以下同)の利用者は緩やかながら増加が続き、減少が続いていたウエーブパーマは2023年は反転した。
全国理美容製造者協会(NBBA)が2024年4月に発表した2024年度サロンユーザー調査 「女性版」(2023年調査)による。
ウエーブパーマの利用者(15-69歳)の割合は2007年には31.6%だったが毎年最低を更新し、2022年は7.8%になった。しかし2023年は9.3%と1.5%増えた。前年を上回ったのは2007年以降で初。
15-79歳では14.9%で、こちらも前年の12.6%より増えた。
ウエーブパーマは60代以上の高齢女性の利用が多く、高齢者の人口が増えたこともあるが、各年代とも前年を上回っており、ウエーブパーマが再評価されているのがうかがえる。
またウエーブパーマの利用回数(年)は平均2.8回で、高齢者ほど利用回数が増える傾向があり、70代は3.6回施術している。
ストレートパーマは、2019年に11.6%と最低を記録したが、以降増える傾向にあり2023年は17.4%と前年より2.5%増えた。15-79歳では14.9%で、前年より2.3%増。
ウエーブパーマは、高齢女性の利用が多いのに対し、ストレートパーマは若い女性の多く、15-19歳で34%に達する。年齢が上がるほど減少し、60代では8.1%、70代は3.5%と徐々に減る。
平均利用回数は2.1回で、前年より0.1回増えた。
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