1道5県で美容所・美容師ともに減少
都道府県別美容所数・美容師数 <平成5年度衛生行政報告例>
2024年3月末時点の美容所数は27万4070件(同+4181件、同+1.5%)、美容師数57万9768人(同+7958人、同+1.4%)と増加する一方の美容業だが、減少している地域もある。
美容所27万の大台超える 令和5年度衛生行政報告例
厚生労働省は2024年10月29日、令和5年度衛生行政報告例を発表。2024年3月末時点の理容所数は11万0297件(前年度比-2171件、同-1.9%)、美容所数は27万4070件(同+4181件、同+1.5%)だった。美容所数は過去最多を更新した。
美容所、美容師とも都市部へ集中続く
衛生行政報告(令和3年度)による、2022年3月末時点での47都道府県別の美容所数、美容師数と前年度比。
理美容合わせて37万3346施設 2021年3月末時点
衛生行政報告例 令和2年度
厚生労働省は2022年1月27日、令和2年度の衛生行政報告例を発表した。2021年3月末時点の美容所数は前年より3468件(+1.4%)増え25万7890件になった。理容所は前年比1810件(-1.5%)減の11万5456件で、理容所美容所合わせた施設数は37万3346件になった。
美容所数 産業小分類で日本一に
産業小分類ランキング
信号機より多いといわれる美容室、平成28年時点で日本の産業小分類中で最多だった。平成28年経済センサス活動調査の確報結果によると、美容業は専門料理店を抜いて1位の事業所数だった。
都道府県別 美容所美容師数
2019年(平成31年)3月末・衛生行政報告(2019年10月31日発表)によると、各都府県で美容所は増加、とくに首都圏、近畿圏、愛知県の都会地での増加が著しい。人口が減少傾向にある道県では減少している。
平成28年度美容店舗・美容師数/都道府県別
2017年3月末現在の各都道府県別 美容店舗数、美容師数と前年度比。厚生労働省・衛生行政報告(平成28年度)より。
美容所24万店、美容師50万人突破! 平成27年度衛生行政報告
厚生労働省は2016年11月17日、平成27年度衛生行政報告を発表した。2016年3月末現在の美容所数は24万0299店で、24万台に達した。従業美容師数も50万4689人で、こちらも50万の大台を突破した。美容所数、美容師数ともこれまでの最多で、衛生行政報告をみるかぎり美容業の拡大は続いている。
美容所・美容師ともに減少は6県
平成27年度衛生行政報告
2016年11月17日発表された平成27年度衛生行政報告(2016年3月末現在のデータ)で、これまでの最多を記録した美容所数、美容師数だが、都道府県別にみると一部の地方で減少しているところもあり、大都市圏へ集中する傾向があるのがうかがえる。
鹿児島では341店舗が廃業? 平成24年度都道府県別 美容所、美容師数
厚生労働省が2013年10月24日発表した平成24年度衛生行政報告によると、美容は全体としては施設数、美容師数とも増えたが、都道府県別にみると東北、九州などの地方では減少した県もある。
美容所数 減少に? 22万3286件(2011年3月末)
2011年3月末時点の美容所数は22万3286件で、前年に比べ360件減少した。一方、美容師数は45万7116人で、こちらは最多記録を更新した。
美容所数 /厚生労働省
西暦
美容所数
指数
1971 /
116,021
▲ 74.5
1976 /
131,444
▲ 54.0
1981 /
156,635
▲ 29.2
1986 /
175,433
▲ 15.4
1991 /
186,506
▲ 8.5
1996 /
193,918
▲ 4.4
1997 /
196,512
▲ 3.0
1998 /
198,889
▲ 1.8
1999 /
201,379
▲ 0.5
2000 /
200,682
▲ 0.9
2001 /
202,434
0.0
2002 /
205,204
1.3
2003 /
208,311
2.8
2004 /
210,795
4.0
2005 /
213,313
5.1
2006 /
215,719
6.2
2007 /
217,247
6.8
2008 /
219,046
7.6
2009 /
221,394
8.6
2010 /
223,646
10.5
2011 /
223,286
10.3
指数は2001年=100
*註/2011年11月発表のデータ。東日本大震災の影響で、宮城県・福島県の一部データが未集計。