オールウェーブセッティング 新たな試験内容で令和11年から実施
美容師国家試験実技試験科目の「オールウェーブセッティング」が現在にニーズにそった内容に変更され、令和11年の国家試験から新課題として実技試験として行われる。また、まつ毛エクステンションの実技試験採用については、養成施設での美容実習の実施状況をみて導入を判断することになった。
戦前の美容師実技試験
いま厚生労働省の「美容師の養成のあり方に関する検討会」で、美容師試験の実技試験の課題が検討されています。
まつ毛エクステ 実技試験採用は数年先
マツエクを実習(必修)している美容学校は42.5%
厚生労働省の第4回「美容師の養成のあり方に関する検討会」が2023年6月20日、web併用で開かれ、令和5年度以降の「美容師養成の改善に関する当面の方針」などについて審議した。
マツエクと美容師実技試験
美容センサス2022年上期調査(リクルート)によると、アイビューティーサロンでのメニュー利用率は2020年調査まではまつ毛エクステンション(マツエク)がトップでしたが、2021年はまつ毛カール(パーマ)がマツエクを5.6ポイント上回りトップになり、2022年はその差が27.8ポイントと拡大しました。
まつ毛エクステの実技試験導入 WTで検討着手
理容師美容師試験研修センターは2022年6月8日開いた通常理事会で、「美容師の養成のあり方に関する検討会」(厚生労働省)の当面の方針案で示された「まつ毛エクステンション」の実技試験導入に関して公正・公平な試験の実施が可能かについて検討するワーキングチーム(WT)を設け、具体的な検討作業に着手することが報告された。
美容師国家試験に まつ毛エクステ
「まつ毛エクステ」が美容師国家試験に採用される見通しになるとともに、実践的でないと指摘された「オールウェーブ」は令和5年度までに検討、整理されることになった。
美容師実技試験種目でアンケート JABS
2022年3月に開催が予定されている、美容師国家試験実技試験種目をテーマにした「美容師の養成のあり方に関する検討会」で審議の参考にするため、この問題を提起したJABS(日本美容サロン協議会)が、美容師の意見を反映させる目的でアンケート調査への協力を広く呼びかけている。アンケートは2月28日まで。
全日本美容連合会が実技試験の意識調査
全日本美容連合会は2022年1月17日開催した理事会で、美容師実技試験の技術種目をテーマにした「美容師の養成のあり方に関する検討会」について報告した。
美容師の養成のあり方に関する検討会 開く
厚生労働省は2022年1月13日、「美容師の養成のあり方に関する検討会」をWeb併用で開催した。美容師実技試験の技術種目を検討する会議で、全美連が実施するアンケート調査などの結果もふまえ、3月末に方向性を出す予定。
美容師実技試験の審査マニュアルを改訂
理容師美容師試験研修センターは2019年7月26日、今年5月に改訂した美容師実技試験の審査マニュアルを公表した。同試験第2課題の「ワインディング審査マニュアル」と「オールウェーブセッティング」。前年も改訂しており2年続けての改訂になる。