お客様は店より、美容師個人を探している
「ヘアデザイン×美容業界デザイン」を肩書にしている松岡諒さんへのインタビュー最終回です。フリーランス美容師になるのを迷っているなら、「まずやってみて」と松岡諒さん。
ロボット・ヘアカット・マシーンの可能性
自動でカットする自動調髪機(ロボット・ヘアカット・マシーン)は平成の時代からありましたが、2020年一段と進化したマシーンが登場しました。ひょっとすると理美容業界の将来に大きな変革を与える存在になるかもしれません。
伝染病予防に「髪頼み」
新型コロナウイルスの感染で話題になったのが、アマビエという妖怪。コロナの感染予防に妖力を発揮するとか。人の力の及ばないときの神頼みならぬ、妖怪頼みです。
育毛・発毛と「メカノバイオロジー」
育毛メニューを導入している理美容店は多いが、その効果については科学的なエビデンスの面で説得力は正直いまひとつだった。
自分の好きな技術をとことん追及
フリーランス美容師は、目の前のお客様の笑顔も手にしながら、何足もわらじを履けるのがいい
「ヘアデザイン×美容業界デザイン」を肩書にしている松岡諒さんの2回めのインタビューでは、フリーランス美容師のいいところなどについて語っていただきました。
毛のようなもの
「毛」は軽い。この軽さから、「たいしたことがない」の意味で使われる慣用句があります。「毛の生えたようなもの」「毛のようなもの」など。『広辞苑』は、「わずかにまさっているが、たいして変わらないものの意」と説明しています。
「技術力」「作品力」「人間力」+「情報発信力」
理美容師に求められる「力」
理美容師に求められるのは、昭和の時代は「技術力」「作品力」「人間力」だったが、令和のいまは、それに「情報発信力」が加わった。
松岡諒さんの肩書は「ヘア×美容業界」デザイナー
フリーランス美容師は、目の前のお客様の笑顔も手にしながら、何足もわらじを履けるのがいい
今回インタビューに応じて下さったのは、「ヘアデザイン×美容業界デザイン」を肩書として掲げておられる、松岡諒さんです。フリーランス歴2年(21歳)の美容師でありながら、フリーランス美容師のための施設を運営しているGO TODAY シェアサロン のCYSO(チーフ・ヤング・ストラテジー・オフィサー)としても活躍されています。
山高きが故に貴からず
理美容店で働く理美容師の年収は、一般企業に務める人より少ない。その差は大企業ほど大きくなる。規模が小さくなれば差が縮まり、小規模零細サロンの健闘が光る。理美容サロン企業は、大きければいい、ということはまったくない。(『賃金構造基本統計調査』2020による。以下、同)
毛を吹いて疵を求む 「吹毛」
「毛」を『広辞苑』で引くと、まず「哺乳類の皮膚に生える糸状角質形成物」とでてきます。
薄毛が新型コロナに関係?
新型コロナウイルス感染症には未知なことが多い。重篤化しにくく死亡率が低い日本人や黄色人種のことが話題になっているが、薄毛に悩んでいる人は重篤化しやすいというデータがあり、男性ホルモンとの関係が注目されている。
一人営業の理美容サロンに注目
コロナ後の美容系サロン
日本経済に大きな影響を与えた新型コロナウイルス、これからは「withコロナ」が常態化するという。理美容など美容系職種は、人と「密」に接しなければ成り立たない仕事だけに、コロナ後は大きく変容しそうだ。
「一人ひとりの幸せを大事したい」 倉田一魔さん
フリーランス美容師として、23歳にして注目されている倉田一魔さん。連載最終回は、理美容の世界にはいった経緯やこらから目指したいことなどについて和田美香さんがインタビュー。
スペイン風邪に学ぶ、アフターコロナの理美容
今回の新型コロナウイルスのように世界的な感染が発生すると、その後、社会・経済が大きく変わる可能性があり、アフターコロナが早くも話題になっている。変わるのは社会・経済だけではない。風習や風俗も変わる可能性があるのは、1世紀前のスペイン風邪が教えるところである。
大規模な理美容店ほど、年収差が大きい
理容師美容師の年収は、残念ながら低い。『賃金構造基本統計調査』2020によると、2019年の理容・美容師の年収は、全産業に比べ38%低い。同調査では、10人~99人、100人~999人、1000人以上の規模別に発表しているが、規模が大きくなるに従い、差が開く。
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