男性理美容師 前年より38位アップし92位に
2023年「賃金構造基本統計調査」
2023年、理美容師の年収は大幅にアップし、職種別ランキングは前年の134位から122位に上昇した。とくに男性理美容師の上昇は大きく、130位から92位へと38位アップした。
男性理美容師の年収 勤続10-14年は全産業平均を上回る
2023年「賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)で前年より15%上昇し、全産業に近づいた理美容師の年収だが、男女別・勤続年数別でみると、男性理美容師は勤続5-9年で全産業並み、10-14年で全産業平均を上回る。
理美容師の年収 5-9人規模は下がる
2023年「賃金構造基本統計調査」
10人以上の規模の理美容室に勤務する理美容師の年収は平均で15%と大幅上昇したが、理美容業界で多数を占める零細な理美容室に勤務する理美容師の年収は322万1千円で前年比-3.0%だった。
理美容師の年収379万7千円に、前年比+15%の大幅上昇
2023年「賃金構造基本統計調査」
10人以上の規模の理美容室に勤務する理美容師の年収は、昨年379万7千円になり、前年比15.0%と大幅に上昇した。
パート理容・美容師の時給は1319円
「賃金構造基本統計調査」(2022年)短時間労働者
パートなど短時間労働の理容・美容師の時給は1319円で、傾向としては緩やかに上昇している(n=1万1420)。
理容・美容師の年収は、年齢と勤続年数
小規模事者が大半の理容・美容サロン業界は従業者規模は9人以下が多いが、「5~9人」規模の年収は「10~99人」規模のサロンを上回っている。
理容・美容師の年収は145職種中134位
「賃金構造基本統計調査」(2022年)より
理容・美容師の賃金は年収換算で145職種中134位だった。男女別では、男性理容・美容師は130位、女性理容・美容師は109位だった。
理容・美容師の年収は「30~34歳」までは上昇
理容・美容師の年収は「30~34歳」までは上昇するが、それ以降はほぼ横ばいに推移し、「55~59歳」は大きく落ち込む。
理容・美容師の年収は330万1400円
賃金構造基本統計調査(2022年)より
2022年の理容・美容師の賃金(決まって支給する給与額)は26万7500円で、これに年間の賞与などを加えて算出した年収は330万1400円になる。2020年の329万9800円をわずかに上回り、これまでの最高額を更新した。
理容師美容師の年収は324万円
理容師美容師の年収は国家資格職種のなかでも低い。国家資格をテーマにした大和ネクスト銀行のコラム(2023年1月16日掲載)によると、代表的な国家資格17職種のなかで、理容師美容師の年収は324万円で最低だった。
美容店が増え続ける理由
理美容業は離職率の高い職種です。その一方で新規開業が多く、昭和の時代から店舗過剰が指摘されている業界です。
理容師美容師の年収は324万1千円
厚生労働省は2022年3月25日、2021年賃金構造基本統計調査を発表。従業員10名以上の企業サロンに勤務する理容師美容師の月給(決まって支給する現金給与額)は26万5千円だった。
理容・美容師は勤続年数は11.1年 「5人~9人」規模
2020年賃金構造基本統計調査(「5人~9人」規模)
厚生労働省は2021年5月21日、2020年賃金構造基本統計調査(「5人~9人」規模)を発表した。理容・美容師は勤続年数が11.1年で、「10人以上規模」の店に務める人より倍以上長く勤務している。
理美容師賃金(2020年) 前年比5.9%上昇
賃金構造基本統計調査(2020年)
厚生労働省は2021年3月31日、賃金構造基本統計調査を発表。対象は10人以上を雇用する企業で、2020年の理美容師の平均年収(*)は329万8千円になり、前年を18万4千円(5.9%)上回った。
理容・美容師の給与は87位 令和元年の所定内給与
令和元年「労働統計要覧」(厚生労働省)職種別所定内給与額によると、理容・美容師は24万5300円(男女)で前年より1万2千円ほど上昇し、129職種中87位と前年より11位順位を上げた。
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