理容・美容師の年収は、年齢と勤続年数
Posted on | 3月 23, 2023 | No Comments
小規模事者が大半の理容・美容サロン業界は従業者規模は9人以下が多いが、「5~9人」規模の年収は「10~99人」規模のサロンを上回っている。
厚生労働省が2023年3月17日に発表した「賃金構造基本統計調査」(2022年)による。
「5~9人」規模(n=1万6350人)の従業理容・美容師は、平均年齢36.5歳、勤続年数10.7年、決まって支給する現金給与額は25万9400円、年間賞与その他の特別給与額は20万9100円で、これを年収に換算すると332万1900円になり、「10~99人」規模の316万8500円を15万3400円上回る。
年齢が高く、勤続年数も長いのが主な要因と思われる。これは「100~999人」、1000人以上」の年収が多いのと同様。
結局、理容・美容師の年収は、サロン規模より、従業者の年齢、勤続年数によると考えられる。
規模別、男女別に算出した年収はグラフの通り。
男性理容・美容師のほうが年収額が多い。調査対象人数は女性の三分の一以下になる。とくに「1000人以上」の男性理容・美容師は240人と少ない。
(グラフの数字の単位は千円)
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タグ: 理容・美容師の年収, 賃金構造基本統計調査