理容への支出 落ちこむ <理美容市場動向・2013年2月>
政府は2013年3月29日、2013年2月の理容美容関係の市場動向を示す経済統計を発表。アベノミクス効果で株高、円安になっているが、実体経済は依然デフレ下にあり、理美容サービス(中分類)は24ヶ月(2年間)100を下回った。
理美容の不況は続く <理美容市場動向・2013年1月>
政府は2013年3月1日、2013年1月の理容美容関係の市場動向を示す経済統計を発表した。家計支出はアベノミクス効果で2.4%増加したが、理美容関係ではパーマ、カットが減額するなど景気回復の兆しは見えない。
パーマ下げ止まる?
美容業界あげてパーマの復権運動に取り組んでいるが、昨年の2012年はその成果がデータの上からもでてきた可能性がある。
理容業 DI5指標すべて悪化
「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」平成24年度第3四半期
平成24年度第3四半期・理容業のDIは5指標すべてで悪化した。理容業の不況は、深刻さを増している。
美容業はゆっくりながら改善
「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」平成24年度第3四半期
平成24年度第3四半期・美容業のDIは「利用客数」がわずかに悪化したものの他の4指標は改善した。美容業の景況はゆっくりながら、良い方向に向かっている。
美容の「経営上の問題」 減少傾向に
「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」平成24年度第3四半期
平成24年度第3四半期・美容業の「経営上の問題点」は、「顧客数の減少」、「客単価の低下」、「従業員の確保難」は減少したが、「原価を価格に転嫁できない」は増えた。全体的に問題点は減少傾向にある。
理容の不況、深刻 <理美容市場動向・2012年12月>
政府は2013年1月末、2012年12月の理容美容関係の市場動向を示す経済統計を発表した。理美容サービス(中分類)の消費者物価指数は99.6で、22ヶ月連続で100を下回った。
理美容業界 トップ10企業の動勢
小規模零細業者が大半の理美容業界にも大手といわれるサロン企業がある。売上でみると、阪南理美容が業界トップで、335億円の超す年間売上(2011年、決算公開情報による。以下同)がある。
低迷続く理美容サービス <理美容市場動向・2012年11月>
政府は2012年12月28日、11月の理容美容関係の市場動向を示す経済統計を発表した。理美容サービス(中分類)の消費者物価指数は21ヶ月連続で100を下回り、低迷が続いている。
理美容業界 <業界展望 2012-2013>
第二次安倍政権の誕生で幕を閉じた2012年(平成24年)。日本経済のデフレからの脱却を最優先課題に掲げているが、2012年の理美容業界は長期デフレ経済下、他業と同様縮小トレンドにあった。そして、2013年は?
2011年の理美容市場規模は2兆3千億円 平成23年サービス産業動向調査より
総務省は2012年11月29日、平成23年(2011年)のサービス産業動向調査を発表。理美容の市場規模(売上)は2兆2930億円37百万円だった。美容が大きく減少し、調査をはじめた平成21年以来2年続けて縮小した。
理美容への低価格志向、一段と鮮明に 2012年10月の理美容市場動向
政府は2012年11月30日、10月の理容美容関係の市場動向を示す経済統計を発表した。それによると理美容サービス(中分類)の消費者物価指数は前月と同じ99.5と低調だった。
理美容サービスの消費者物価指数 19ヶ月連続で100割れ 2012年9月の理美容市場動向
政府は2012年10月末、9月の理容美容関係の市場動向調査を発表した。それによると理美容サービス(中分類)の消費者物価指数は99.5と低調で、19ヶ月連続しての100割れだった(平成22年=100)。
パーマの嗜好品化すすむ? 2012年8月の理美容市場動向より
政府は2012年9月28日、8月の理容美容関係の市場動向調査を発表した。それによるとパーマ料金はデフレ経済下にもかかわらず価格指数で100.2と上昇傾向にあるが、家計調査(二人以上の世帯)ではパーマへの支出が減少している。
パーマの価格指数は100.2
2012年7月の理美容マーケット動向
政府は2012年8月31日、7月の全国小売物価調査、消費者物価指数、家計調査など理美容業を含む経済統計データを発表した。依然、デフレ下にある日本経済のなかにあって、理容美容の各調査結果もあいかわらず低調だった。