理容への支出　落ちこむ　＜理美容市場動向・2013年2月＞

Posted on | 4月 1, 2013 | No Comments

政府は2013年3月29日、2013年2月の理容美容関係の市場動向を示す経済統計を発表。アベノミクス効果で株高、円安になっているが、実体経済は依然デフレ下にあり、理美容サービス（中分類）は24ヶ月（2年間）100を下回った。

消費者物価指数は、総合指数（生鮮食料品を除く）が99.2で昨年6月以来100を下回り、前年同月比は4ヶ月連続してマイナス。理美容サービス（中分類）は99.6で23年3月以来１００を割り込んでいる（下のグラフ参照）。前年同月比は昨年12月に▼0.1だったが、それを除けば昨年9月以降は0か、わずかながらプラスで推移しており、長期不況も底を打った期待が持てる。

小売物価統計調査は値動きの少ない状態が続いている。
家計調査（二人以上の世帯）前年同月比は、理容が▼13.9と落ちこんだ。消費者の利用回数は増加傾向にあるが、1回当たりの支払金額が減少している。パーマは料金が高水準を維持しており、利用回数が増え、19.9％増加した。

【消費者物価指数（理美容）／2月】

＜2013年3月29日発表＞

パーマ、ヘアカット、理容などを含む中分類データ。総合は生鮮食料品を除いた消費物価。基準年は平成22年。

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【小売物価統計調査／2月】

＜2013年3月29日発表＞

＊都市別料金を単純平均した数値

＊前年比は前年同月比

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【家計調査／2月】

＜2013年3月29日発表＞

＊前年比は前年同月比

＊家計調査は「二人以上の世帯」の支払金額を元に算出

理美容サービス＝理容、パーマ、カット、ヘアカラー、エステティックなど

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