低迷続く理美容サービス <理美容市場動向・2012年11月>
Posted on | 1月 2, 2013 | No Comments
政府は2012年12月28日、11月の理容美容関係の市場動向を示す経済統計を発表した。理美容サービス(中分類)の消費者物価指数は21ヶ月連続で100を下回り、低迷が続いている。
11月の理美容サービス(中分類)の消費者物価指数は99.5で、総合指数(生鮮食料品を除く)と同じだった。理美容サービスは平成23年3月以来21ヵ月連続で100を下回り、低迷している。総合指数は6ヶ月連続のマイナスで日本経済が不況下にある。
小売物価統計調査ではパーマ、カット、ヘアカラーの美容3料金が好調に推移している。
一方、消費者の支出を示す家計調査(二人以上の世帯)では、前年同月比で理容とパーマがマイナスに。理容は1回当たりの支払金額、利用回数とも減少しマイナス9.3だった。パーマは支払金額は上昇したが、利用回数の減少が響きマイナス6.3%だった。美容のカットは支払金額、回数ともわずかに上昇しプラスになった。エステティックやエキササイズなどの「その他の理美容」は好調で12.4%増だった。
【消費者物価指数(理美容)/11月】
<2012年12月28日発表>
総合 | 理美容 | |
指数 | 99.5 | 99.5 |
前年同月比 | ▼0.1 | 0.0 |
パーマ、ヘアカット、理容などを含む中分類データ。総合は生鮮食料品を除いた消費物価。基準年は平成22年。
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【小売物価統計調査/11月】
<2012年12月28日発表>
料金 | 前月比 | 前年比 | |
理容 | 3,543 | 0 | 0 |
パーマ | 7,788 | 9 | 49 |
カット | 3,314 | 8 | 20 |
カラー | 5,572 | 18 | 24 |
エステ | 11,540 | 0 | 2,528 |
*都市別料金を単純平均した数値
*前年比は前年同月比
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【家計調査/11月】
<2012年12月28日発表>
前年比 | |
理容 | ▼9.3 |
パーマ | ▼6.3 |
カット | 2.4 |
美容総合 | 12.4 |
*前年比は前年同月比
*家計調査は「二人以上の世帯」の支払金額を元に算出
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