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パーマ下げ止まる? 

Posted on | 2月 9, 2013 | No Comments

美容業界あげてパーマの復権運動に取り組んでいるが、昨年の2012年はその成果がデータの上からもでてきた可能性がある。

成果がでたといっても、これまで右肩下がりだったものが、横バイになった程度ではあるが、大幅に下降し続けているパーマだけに朗報には違いない。

政府の「家計調査」(二人以上の世帯)は2012年の月次統計が12月まで発表された。家計調査は家計の支払・支出を示すもので、利用回数、利用金額から支払金額が集計される。

それを元に簡易集計してみたところ、これまで数%から十数%を超えて下降して支払金額が0%台になった。簡易集計レベルでの集計結果では、2011年が▼6.5%、2010年▼3.0%、2009年▼4.0%と推移している。(集計は「理美容ニュース」による)

年次集計は月次をベースに集計されるが、調整されるため、単純に月次データが年次データになることはないが、これまでの落ち込み方とは違うのが歴然としている。

また、パーマの支払金額を長期スパンでみると、平成元年の1989年が指数(100=2010年)で207だったものが23年間で半減した。その原因はグラフが示すように、利用回数の減少による。利用回数は平成元年には指数で表すと293あった。23年間で三分の一にまで減少したことになる。

物価は、需要が減れば価格が下がるのが普通だが、ことパーマに関しては需要が減っても価格が下がっていない。利用料金(パーマ料金)は平成元年は70だったが、徐々に上がっているのをみてもわかる。

カットについては、需要が増えるに従って徐々に料金が上昇している。これが普通の料金の変動といえるが、パーマの料金は違う動きをしている。
これは
理美容業界 <業界展望 2012-2013>
で示した通り、パーマが嗜好品化しつつあることを裏付けるものといえる。

理美容業界 <業界展望 2012-2013>
http://ribiyo-news.jp/?p=9134

パーマネント支出の推移

パーマネント支出の推移

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タグ: パーマ, 市場動向, 理美容ニュース, 美容ニュース

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