規模は大きいが個々では見劣りする理美容業
平成28年経済センサス活動調査報告書にみる美容系業種の実態
事業所数、従業者数、市場規模では他の美容系職種を圧倒する理美容業。しかし、個々のサロンの規模は小さく、1サロン当たりの売上・付加価値額、従業者一人当たりの生産性が低いのが、平成28年経済センサス活動調査報告書からわかる。
美容室倒産件数 過去10年間で最多に
東京商工リサーチ(東商リサーチ)は2018年12月10日、今年1月から11月までに全国で発生した「美容室」倒産件数は86件になり、年間では過去10年で最多になる可能性が高くなった、と発表した。
猛暑が理美容店の営業に影響
猛暑の今夏、暑さのために客足が遠のいたサロンがある一方、ショートヘアの客が増えたサロンもあった。「生活衛生関係営業の景気動向等調査」2018年第2四半期(7月~9月)「地域の特徴的な動き」より美容業、理容業。
田谷 業績を下方修正
東証一部上場の田谷は2018年10月24日、業績見通しの修正を発表。2019年3月期の最終損益(非連結)を従来予想の1億1200万円の黒字から5100万円の赤字に下方修正した。前期は1億3200万円の赤字だった。
ビューティガレージがベンチャー投資会社を設立
東証一部上場の理美容業界大手ネット通販、ビューティガレージは2018年10月20日に開いた取締役会で、コーポレートベンチャーキピタル(以下CVC)ファンドの設立とその運用のための子会社、BGベンチャーズの設立を決めた。
アルテグループ 300店を達成
大手美容室チェーンで、ジャスダック上場のアルテサロンホールディングスは2018年10月3日に出店したAsh新小岩店でグループの店舗数が300店舗を達成した、と発表した。
MTGがベンチャー投資会社設立
美容機器などを製造・販売する、マザーズ上場のMTGは2018年10月1日、美容分野のベンチャー企業に投資する新会社を設立した、と発表した。投資枠は50億円。
台湾千冠莉を子会社化 ビューティガレージ
「アジアNo.1のIT美容商社」に布石
東証一部上場で業界通販大手のビューティガレージは2018年8月18日、台湾で美容サロン向け化粧品、スキンケア用品、美容機器などを開発・販売している「台灣千冠莉有限公司」(本社:中華民国新北市、以下「台湾千冠莉」)に出資、第三者割当増資の引受、株式譲受により子会社化する、と発表した。
ヘアスタディが中国進出
人口減少が続く日本、美容教育産業も中国、東南アジアへの進出が、事業拡大のカギになりそう。理美容師向け動画教育サービス「hairstudy(ヘアスタディ)」が中国人美容師にコンテンツの販売を開始する。
増える理美容店での電子雑誌
インターネット時代のいま、理美容室の客待ちに置く雑誌もネット配信される電子雑誌が増えている。
美容師を対象にした飲食店フランチャイズ
接客能力の高さに着目した新事業
美容師さんの接客能力の高さに着目した飲食店フランチャイズ事業が始まる。愛知県春日井市で美容室や飲食店の経営、美容商材製造、託児所など、地域に根ざしたサービスを多分野展開する「ブランシェグループ」が、サッポロビールなどと手がける、イタリアンバル「トン・ガリアーノ」のフランチャイズ事業。
美容店やエステサロン7件の倒産件数
中部3県 5月の倒産件数
東京商工リサーチ名古屋支社は2018年6月5日、愛知、岐阜、三重の中部3県の5月の倒産件数を発表。倒産件数は75件で、そのうちサービス業が28件あり、美容店やエステサロンなどの生活関連業種は7件だった。
「美歴」が資本業務提携パートナーを募集
東証一部上場のパイプドHDは2018年4月26日、同社グループ会社で、美容室の電子カルテアプリを手がける「美歴」が事業を推進するため資本業務提携パートナーを募集する、と発表した。
理美容店でメガネ発注 JINSのサロン de メガネ
理美容店とのコラボビジネスはいろいろあるが、顔の印象に関係が深いメガネとのコラボがお目見えした。メガネ店のジンズの新サービス「サロン de メガネ supported by JINS」。JINSが2018年4月18日発表した。
スヴェンソンが持株会社体制へ
かつら大手のスヴェンソンを中心とするスヴェンソングループは、2018年4月1日より持株会社体制へ移行した、と4月16日発表した。
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