増える理美容店での電子雑誌
Posted on | 7月 9, 2018 | No Comments
インターネット時代のいま、理美容室の客待ちに置く雑誌もネット配信される電子雑誌が増えている。
電子雑誌のメリットは、紙と違いページの間にカットした髪の毛が入らないこと。また人気雑誌を複数の顧客が同時に読むことができる。
このほか、ラインナップが豊富で理美容室向けに事業を行っている会社では一般のヘアカタログ雑誌なども配信している。経費が安く、店にとっても新刊がでるたびに購入する必要がないなど、メリットは多い。
デメリットは、すべての客が端末を持って来店するわけではないので、端末のiPadなどに初期投資がかかること、長時間見ていると目が疲れること、端末機器は器械ものなので取扱に注意が必要なこと、また高齢客にはなじまない、など。
ちなみにNTTドコモの電子雑誌読み放題サービス「dマガジン」は、2016年12月から理美容室などに向けてサービスを開始したが、その料金は、同時に接続できるのは10台までで、料金は月額5000円(税抜き)となっている。接続台数は5台単位で増設でき、2500円ずつ上乗せになる。もちろん導入するには店内のWi-Fi設備が必要。
紙雑誌か電子雑誌のどちらを選ぶかは店の判断だが、両方を併用している理美容店もある。幼児向けの絵本や高齢者向けの生活雑誌は紙にして、それ以外は電子雑誌もある。
要は、各店の客層とお店のふところ具合との相談になりそう。
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