「モボ・モガ」の時代と女性の洋装化
大正時代は大正モダニズムの時代で、その象徴の一つとされるのが「モボ・モガ」の若者風俗です。
長髪賊と長髪族
長髪「賊」と長髪「族」。読みは同じですが、なかみは当然違います。
髪の字の仲間
髪という字は、「髟」と「友」という字でできています。
コロナ自粛とパーマネント自粛
新型コロナウイルスの感染がはじまって1年以上が経過したいまも感染は収まらず、人々の行動が制限されています。
婦人束髪会の思わぬ影響
外科医・渡部鼎さんといえば、一般には野口英世さんの左手を手術して完全とはいえないまでも回復した人物として知られています。この手術によって野口さんは医師を目指し、渡辺さんの医院の書生になりました。
キューティクルのいろいろな役割
キューティクルは、毛髪の表面をおおっていて、毛髪内部のコルテックスのタンパク質や水分が失われるのを防いでいます。美容系の職業についている人なら誰でも知っている常識です。
モダンガールは毛断ガール!?
モボ・モガは、モダンガール、モダンボーイのことです。大正時代に流行りました。
ヘアサイクルの退行期をコントロール
ヘアサイクルに着目した毛髪研究は世界各国で行われていますが、千葉工業大学大先進工学部 生命科学科の坂本泰一教授らのグループは、ヘアサイクルの退行期へのトリガーとなるFGF5という線維芽細胞増殖因子をコントロールするRNAアプタマーの人工生成の開発に成功しました。将来、脱毛防止、脱毛予防の育毛剤の商品化が期待されます。
ふわふわの綿菓子状の髪
「Uncombable Hair Syndrome」(UHS)という極めてまれな頭髪の症状があります。Uncombable、つまり櫛で梳かすことができない髪の毛になってしまう症状です。
客の頭に10円ハゲを見つけたら?
ストレスが原因とされてきた円形脱毛症ですが、近年病理的な脱毛原因の研究がすすみ、自己免疫異常によるものとされています。
ミノキシジル誤用で多毛症に
江戸時代の毛生え薬の注意書きに、「間違ってもこの毛生え薬を手につけてはいけません、そこから毛が生えてしまします」というのがありますが、21世紀のいま、育毛剤で多毛症になってしまった事故が発生。
禿は、かむろ(かぶろ)、ハゲ?
禿は「かむろ」(かぶろ)と読みますが、いまでは「ハゲ」のほうが一般的かもしれません。
グレイヘアとシルバーヘア
日本ではグレイヘアが流行っていますが、新型コロナの影響もあって欧米でもグレイヘアの人が増えているらしい。米国では2、3年前からグレイヘアが注目されているといいますが、日本と米国では呼び方が違います。
月代を伸ばしてから断髪?
明治4年に出された「断髪令」、月代姿の江戸人はどういう手順でザンギリにしたのでしょうか? このことをテーマにした一文が2020年9月9日付けの『読売新聞』に掲載されていました。
伝染病予防に「髪頼み」
新型コロナウイルスの感染で話題になったのが、アマビエという妖怪。コロナの感染予防に妖力を発揮するとか。人の力の及ばないときの神頼みならぬ、妖怪頼みです。
« go back — keep looking »