美容業の業況DI 下降に転じる
生活衛生関係営業の景気動向等調査 2013年第3四半期
日本政策金融公庫は2014年2月12日、2013年第3四半期(10~12月)の「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」を発表。業況判断は、理容業、美容業とも前年同期は上回ったが、前期比はマイナスだった。4期平行移動値で上昇基調を続けてきた美容業だが、今期下降に転じた。アベノミクス効果に沸く日本経済とは裏腹に理容業、美容業の景況判断は依然、厳しい。
美容業の業況 30ポイントを超す改善 <DI 平成25年度第1四半期>
「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」平成25年度第1四半期
平成25年度第1四半期・美容業のDIは、5指標すべてで大幅に改善した。とくに業況では30ポイントを超す改善を示した。今期は理容業をはじめ生衛業種全般で改善した。
理容業の業況 45ポイントの改善 <DI 平成25年度第1四半期>
「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」平成25年度第1四半期
平成25年度第1四半期・理容業のDIは、5指標すべてで大幅に改善した。とくに業況では45ポイントと大幅改善した。当期は美容業はじめ生衛業種全般で改善した。
深刻な理容業の「顧客数の減少」
経営上の問題点として、理美容店の経営者があげるのは「顧客数の減少」が他の項目に大差をつけて多い。
理容の業況が大幅に悪化 <DI 平成24年度第4四半期>
「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」平成24年度第4四半期
平成24年度第4四半期・理容業のDIは、売上、利用客数で改善されたものの、5指標中3指標で▼50を超しており、相変わらず低迷している。調査時の2013年3月上旬は、アベノミクス効果で期待感が高まっていたが、理容・美容の現実は厳しい。
美容 全指標で悪化 <DI 平成24年度第4四半期>
「生活衛生関係営業の景気動向等調査結果」平成24年度第4四半期
平成24年度第4四半期・美容業のDIは、5指標すべてが悪化した。とくに採算、業況が大きく落ちこんだ。

























