女性の起業が少ない美容業、理容業
美容業の開業数は、他の生活衛生業の開業数が減少する中、増えている。10年ほど前に美容学校に大量に入学した学生が独立適齢期を迎えたことが大きな要因だ。
アベノミクスと理美容業の景気
アベノミクス効果で、輸出が増えるなど景気回復への期待が高まっている。豪華なマンションをはじめ高級品の売れ行きが好調だと言うし、上場している企業が発表する業績はおおむね良好だ。日本経済は確かにひと昔とは違う。
理美容業の景気はどうなのだろう。
今年も続くか、理美容市場の拡大基調
縮小傾向にあった理美容市場が2012年拡大に転じた。美容業の回復が大きい。
総務省が2013年8月末に発表した「サービス産業動向調査」2012年によると、2012年の理美容業の市場規模は2兆3759億円だった。うちわけは美容業1兆7432億円、理容業6326億円。美容対理容の比率は73:27だった。
美容店の開業ラッシュは続く!?
9月10日行われた「第35回TISA全国経営者大会」で開会宣言したTISA運営委員会代表委員の高木不二男ダリア会長が、自身が高校の進路指導の先生とのやりとりを紹介していた。
技能五輪で日本が勝てない訳
技能五輪で日本が勝てない訳……。といっても日本は今年7月開かれた42回ドイツ大会で5個の金メダルをはじめ出場した40職種で、30職種で入賞するなど頑張っている。勝てないのは理容美容職種である。
組合には「まつり」が必要だ
7月9日に行われた関東甲信越理容競技大会で、ニューメンズコレクションのショーステージが行われた。「おとなのメンズ、品格のあるメンズを提案して、理容業界のイメージアップをはかろう」と神奈川県の理容組合が発案した。
どうなる? 管理理美容師制度
民主党政権下の事業仕分けで、「なぜ2人なのか?」と問われた管理理美容師制度、政権が自民・公明に変わってどうなるのだろう?
理美容業界にアベノミクスの恩恵は及んでいない
アベノミクス効果で、円安が100円の大台を超え、株価は上昇するなど、日本経済の先行きに期待が高まっている。
美容の志望者を増やすには
美容師を志望する若者が減少している。美容学校への入学者数は平成15年をピークに減少に転じた。
何年経っても平均年齢が30歳前後のままの理美容
卒業式シーズンもほぼ終わった。
昼間課程で学んだ学生もいれば、夜間課程で学んだ学生もいる。中学を卒業し高等課程で学んだ学生もいる。このほか通信課程もあり、理美容業界には多様な教育システムが混在している。
美容店舗数 データで差がある理由
「違いがあるのもほどがある」のが美容店の店舗数だ。厚生労働省が発表する美容店舗数と、総務省が発表するその数字とでは大きな開きがある。
理美容業界 トップ10企業の動勢
小規模零細業者が大半の理美容業界にも大手といわれるサロン企業がある。売上でみると、阪南理美容が業界トップで、335億円の超す年間売上(2011年、決算公開情報による。以下同)がある。
美容店が最多事業所
理美容業界の人なら誰でも知っていると思うが、日本の事業所で一番多いのは美容店である。
日本には604万3300の事業所(業種不詳を除く)があり、17万6157店を数える美容店が業種別(小分類)で最多だ。全体の2.9%を占める。
TPPと理美容業界
アジア太平洋地域の経済自由化を目指す経済協定、TPPが今回の衆議院議員選挙で原発とともに争点の一つになっている。
農林水産物や工業製品の輸出入の損得勘定で、参加・不参加が議論になっているが、理美容業への影響がある可能性もある。
理美容サロン フランチャイズ考
フランチャイズの元祖は、ケンタッキーフライドチキンだとモノの本に書いてある。
フランチャイズは、日本ではコンビニエンスストアが目立つが、ファーストフード、ラーメン、居酒屋などの飲食業にも多い。近年ではフィットネスクラブ、学習塾、不動産販売などサービス業のフランチャイズも増えている。