理美容の統合も視野に? 規制改革会議
理容と美容の統合が現実味を帯びてきた。理美容の規制見直しを審議している、規制改革会議・投資促進等WG、第8回WGの議事録をみると、その思いを強くする。
理美容関係の規制緩和
��ベノミクス第三の矢「成長戦略」で規制の見直しが進められている。この中に理美容業に関する規制も含まれ、いま首相官邸の国家戦略会議で検討されている。
理美容店で流すBGMの著作権
全美連の第361回理事会(2014年10月20日開催)で日本著作権協会との折衝が報告された。
報告の内容は、傘下組合美容店が支払うべき著作権料を全美連が代行してほしいとの打診が日本著作権協会からあり、それを断ったということだ。
補助金助成事業 考
国庫を活用した厚労省・生衛業関係の補助金助成事業が前年度に続いて、今年度も2次募集を開始した。
優れた技術を持っている者が勝ち残るのではない
いま美容業界でアップスタイルが見直されている。某NPO法人ではアップスタイルの認定講習を、この3月から始めるという。
女性の起業が少ない美容業、理容業
美容業の開業数は、他の生活衛生業の開業数が減少する中、増えている。10年ほど前に美容学校に大量に入学した学生が独立適齢期を迎えたことが大きな要因だ。
アベノミクスと理美容業の景気
アベノミクス効果で、輸出が増えるなど景気回復への期待が高まっている。豪華なマンションをはじめ高級品の売れ行きが好調だと言うし、上場している企業が発表する業績はおおむね良好だ。日本経済は確かにひと昔とは違う。
理美容業の景気はどうなのだろう。
今年も続くか、理美容市場の拡大基調
縮小傾向にあった理美容市場が2012年拡大に転じた。美容業の回復が大きい。
総務省が2013年8月末に発表した「サービス産業動向調査」2012年によると、2012年の理美容業の市場規模は2兆3759億円だった。うちわけは美容業1兆7432億円、理容業6326億円。美容対理容の比率は73:27だった。
美容店の開業ラッシュは続く!?
9月10日行われた「第35回TISA全国経営者大会」で開会宣言したTISA運営委員会代表委員の高木不二男ダリア会長が、自身が高校の進路指導の先生とのやりとりを紹介していた。
技能五輪で日本が勝てない訳
技能五輪で日本が勝てない訳……。といっても日本は今年7月開かれた42回ドイツ大会で5個の金メダルをはじめ出場した40職種で、30職種で入賞するなど頑張っている。勝てないのは理容美容職種である。
組合には「まつり」が必要だ
7月9日に行われた関東甲信越理容競技大会で、ニューメンズコレクションのショーステージが行われた。「おとなのメンズ、品格のあるメンズを提案して、理容業界のイメージアップをはかろう」と神奈川県の理容組合が発案した。
どうなる? 管理理美容師制度
民主党政権下の事業仕分けで、「なぜ2人なのか?」と問われた管理理美容師制度、政権が自民・公明に変わってどうなるのだろう?
理美容業界にアベノミクスの恩恵は及んでいない
アベノミクス効果で、円安が100円の大台を超え、株価は上昇するなど、日本経済の先行きに期待が高まっている。
美容の志望者を増やすには
美容師を志望する若者が減少している。美容学校への入学者数は平成15年をピークに減少に転じた。
何年経っても平均年齢が30歳前後のままの理美容
卒業式シーズンもほぼ終わった。
昼間課程で学んだ学生もいれば、夜間課程で学んだ学生もいる。中学を卒業し高等課程で学んだ学生もいる。このほか通信課程もあり、理美容業界には多様な教育システムが混在している。