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今年も続くか、理美容市場の拡大基調

Posted on | 10月 19, 2013 | No Comments

理美容カフェ縮小傾向にあった理美容市場が2012年拡大に転じた。美容業の回復が大きい。
総務省が2013年8月末に発表した「サービス産業動向調査」2012年によると、2012年の理美容業の市場規模は2兆3759億円だった。うちわけは美容業1兆7432億円、理容業6326億円。美容対理容の比率は73:27だった。

「サービス産業動向調査」がはじまった2009年以降、10年、11年と市場規模が縮小した理美容業。2008年のリーマンショック以降、縮小トレンドにあったと推測できる。

2012年も「サービス産業動向調査」月次報告(速報、中分類)では市場規模は縮小していると思われたが、2013年8月末に発表された確定値で、前述の通り拡大へ転じていたことがわかった。

前年比で、美容が6.8%増えたのが大きい。理容は逆に▼4.2%と縮小した。1事業所当たりの年間売上も、美容は992万円で6.4%増えたのに対し、理容は543万円、▼4.7%とふるわない。技術者1人当たりの年間売上も美容が377万円0.8%の増、理容273万円▼2.5%だった。

美容と理容とでは店舗数の違いもあるが、それ以上に売上の差が大きい。売上の差が、美容業と理容業の市場規模の差につながっている。

そして2013年。
美容業は店舗の開店ラッシュが続き、競争は厳しさを増すが、それは市場が活性化することでもある。消費者物価指数や家計調査をみると、確かに美容業にとって厳しいデータもあるが、業界全体としては競争原理が働いて、2013年も拡大基調は続くと思われる。

一方、理容業は、経営者の高齢化がいっそう進み、しかも新規参入者が美容業の1割もいない状態が10年以上も続いていることから、市場規模は一段と縮小するもと推測される。

美容業が市場規模が拡大する要因の一つとして、衰退傾向にある理容業の市場、つまり男性客を獲得していることもあげられる。
拡大する美容、縮小する理容。理美容業全体としては拡大基調は続くものと推測する。

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タグ: 市場動向, 理美容カフェ

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