コスメ物流アウトソーシングの際のチェックポイント
Posted on | 9月 10, 2021 | No Comments
「コスメ物流のススメ!」連載第四弾
物流会社に勤める美容オタクの石川です。
前回はコスメ物流のアウトソーシングとはどういうものなのかをお話しさせて頂きました。今回はコスメ物流のアウトソーシングを検討されている方に、アウトソーシング会社を選ぶ上で抑えておいて欲しい注意点について解説します。
前回触れた、製造販売許可の取得は大前提となります。
この許可がなければ、保管や包装などの工程の際に衛生、安全面において万全かどうか保証がないからです。また化粧品を扱うには適切な温度管理も求められます。物流センター内の空調設備が整備されているかどうかもしっかり確認しましょう。
加えて
・多頻度小口配送が多い化粧品はロット・シリアル管理に対応しているか
・ラッピング・梱包方法、同封するチラシやサンプルについて提案があるかどうか
これらも重要なポイントです。円滑な物流はエンドユーザーの満足度に直結すると言っても過言ではありません。
前回と今回の話をまとめると、製造販売許可の取得は前提条件、高い流通加工技術が求められる、エンドユーザー目線を共有してくれる、この三点が大事なポイントになってきます。
化粧品は食品と同じくらい必要な設備や条件が多く、このため設備投資の負担は重くなり、物流業界でも化粧品を得意とする業者は多くないのが現状です。
しかしアウトソーシング業者が蓄積したノウハウをうまく活用することで、リードタイム短縮やコスト削減、さらに物流サービス品質アップによる顧客満足度の向上を実現できます。
次回はこれらのポイントを踏まえて、物流戦略の必要性についてお話します。
倉庫管理でお悩みの方
是非一度、誤出荷0を達成し続けている三協の倉庫見学会へお越しください。
物流改善へお力添え出来ると思います。
詳細・申し込みは
https://www.kk-sankyo.com/kengaku/
タグ: アウトソーシング, コスメ物流のススメ!, 三協