吉岡明男生活衛生課課長補佐が改正省例を説明

Posted on | 5月 27, 2017 | No Comments

理容師美容師の教育制度、国家試験制度に関する省令が3月末付けで発令されたのを受け、全理連は2017年5月26日の第171評議員会に先立ち、担当した厚生労働省職員を講師に迎え、オリエンテーションを行った。

吉岡明男生活衛生課課長補佐（会場は、全理連ビル9階）

説明したのは、この問題を審議した「理容師美容師の養成のあり方に関する検討会」で、実質的に企画立案した、医薬・生活衛生局生活衛生・食品安全部生活衛生課の吉岡明男課長補佐。

今回の省令改正は、①重複資格の取得②現場のニーズにあった教育内容、を実現するために見直されたもので、それにともない、国家試験の内容も変更された。

吉岡課長補佐は、①②に沿って教科科目の内容、授業時間（単位数）が変更されたこと、教員資格制度も変更され、例えば専門の薬剤師などの資格が必要だった科目の教員に所定の条件を満たす理容師美容師が行なえるなど緩和されたことなどを説明。

国家試験については「文化論」「運営管理」が新たに追加され、教科科目の変更内容に沿って試験内容も変更された。
重複資格取得者が受ける教科種目、試験内容については重複する部分は除かれた。

理容師養成施設・美容師養成施設の併設校では、同時に両資格を取得するコースが可能になるが、あくまでも一方の資格を取得をしたうえでの重複資格になり、そのようなカリキュラム編成になると説明した。

なお、教育内容については、生衛法を母法とする理容組合、美容組合の役割なども従来以上に詳しく記述される見通し。

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新理美容教育・試験制度、2024年に完全移行
http://ribiyo-news.jp/?p=20511

タグ: 厚生労働省, 規制改革, 重複資格

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データ＜資料／政府、日本公庫＞

【美容系料金／2022年】
小売物価統計調査より
＜2023年4月21日＞
（県庁所在都市の平均）
品目／料金(円)／(前年比)
理髪料／3,610(+4)
パーマネント代／8,369(+34)
カット代／3,642(+18)
ヘアカラーリング代／6,079(+36)
エステティック料金／11,994(+94)
・47都市の料金は、こちら
・品目詳細、料金算出は、こちら
‥‥‥‥‥‥‥‥
【消費者物価指数／2023年】
＜2024年1月19日発表＞
品目：指数(前年比)
総合指数：105.6(＋3.2)
理髪料：101.8(＋1.4)
パーマネント代：102.8(＋2.3)
カット代：102.9(＋1.9)
ヘアカラーリング代：102.8(＋2.2)
エステティック料金：104.7(＋2.1)
＊2020年＝100
‥‥‥‥‥‥‥‥
【美容品目の家計調査／2023年】
1世帯当り年間支払金額
＜2024年2月6日発表＞
品目：金額(前年比)
理容：4882円（-12）
パーマ：2472円（-17）
カット：6803円（+264）
その他：2万2928円（+1259）
＊家計調査「二人以上の世帯」より
‥‥‥‥‥‥‥‥
【日本政策金融公庫・生衛融資】
＜2025年1月6日発表＞
融資の種類：利率
・無担保融資の基準金利（税務申告を2期終えている人）：2.50-3.60％
・有担保融資の基準金利：1.50-3.20％
・マル経融資（特利Ｆ）：1.65％
＊条件によって金利が違います。
＊上記以外の融資と利率は
日本公庫融資情報