理容業は限界業種？

理容業の衰退が続く。2022年3月に公表された『理容統計年報』（55集）をみると、売上が減少し、理容師を目指す若者は少なく高齢化がすすんでいます。

売上高471万円　先細る理容業界

理容組合員の2021年の実態は、平均年齢66.8歳、男性：女性＝84.4：15.6、、個人経営が94.5％を占める。

40代以下の理容師が急減　衰退する理容業

理容組合員の平均年齢は66.8歳で、最年長は98歳、60代以上が7割を占めるなど、高齢化組織になっている。

理容組合員の給与は年間200万円未満が半数

全理連は昨年8月に組合員を対象に調査した「全理連統計年報」（第54集）を2019年3月発表。回答した組合員の年齢は60代以上が68％を占め、高齢化が進んでいる。

理容店の女性客比率が上昇

理容店の固定客比率は７８％、また女性客比率は７．３％だった。。「理容統計年報」第53集「現状サービス・営業編」による。２年前の調査に比べ、固定客比率は下がり、女性客比率は上昇した。

2016年の総合調髪料金は3729円

理容店の主力メニュー・総合調髪の料金は2016年は3729円で2年前の前回調査より22円上がった。「理容統計年報」第53集「現状サービス・営業編」による。過去5回連続して上昇し、これまで最高だった平成18年の3730円に迫った。

理容組合店の実稼働椅子は0.8台

全国理容連合会は2017年3月、理容組合員（店）の状況を調査した「理容統計年報」第53集を発表。組合員（店）の実態がわかる「回答者（組合員）属性」調査によると、平均年齢は64.8歳、94％が個人経営、土地建物とも自己所有が77％、設置椅子台数は2.6台だが遊休椅子台数が1.8台あった。

理容店の営業収入533.6万円　減少傾向続く

理容店の営業収入の減少が続いている。平成25年の営業収入は533.6万円で、前年より24.6万円（－4.4％％）減った。これは平成9年以来、最低だった。

総合調髪3700円を回復するも利用者減

全理連「理容統計年報」52集より
理容総合調髪料金が7年ぶりに3700円台を回復した。全理連「理容統計年報」52集による。

中心層は60代から70代に　高齢化する理容組合員

全理連「理容統計年報」52集から
理容組合員の高齢化が進んでいる。これまでも高齢化していたが、中心年代層が60代だったものが、70代に移行しており、一段と高齢化している。

70代80代が39％　高齢化進む理容

全理連が「理容統計年報」52集を発表
全理連は2014年8月調査の「理容統計年報」（理容業経営実態調査）52集を2015年３月発表した。

理容店の固定客比率が急落

理容店といえば固定客で支えられているといっていいほど固定客比率が高いはずだが、２０１３年、その比率が急落した。

理容店経営者の平均年齢は64.6歳　6年間で3.3歳高齢化

理容店経営者の年齢はこの６年間で約3.3歳ほど高齢化した。理容統計年報（全理連）によると、平成20年8月調査では61.3歳だったが、25年8月調査では64.6歳になった。

理容店の平均来客数は月間109.9人

平成25年度「理容統計年報」(全理連）によると、組合に加入している理容店の1月あたりの平均客数は109.9人（前年比＋6.7人）、営業収入（個人経営店）が558.4万円（同＋1.8万円）、営業利益が102.9万円（同－7.7万円）だった。

「理容店の後継者」は３３％がいると回答　「理容統計年報」平成25年度

全理連は平成25年度「理容統計年報」（理容業経営実態調査）をこのほど発表した。店舗面積は「7～10坪未満」（33%）と小さいながらも、土地家屋とも自己所有している人が74％をしめた。