中心層は60代から70代に 高齢化する理容組合員
Posted on | 3月 27, 2015 | No Comments
全理連「理容統計年報」52集から
理容組合員の高齢化が進んでいる。これまでも高齢化していたが、中心年代層が60代だったものが、70代に移行しており、一段と高齢化している。
年齢分布は(単位%)
20代:0.1
30代:2.3
40代:10.7
50代:12.6
60代:34.6
70代:35.3
80代以上:3.7
だった。
平均年齢は64.6歳だが、60代以上が約四分の三を占めるという高齢化ぶりだ。
「理容統計年報」のデータをもとに、20代~50代、60代、70代以上の3区分でその推移を表したのが掲載のグラフだ。
これまで最多層を占めていた60代に代わって70代以上が急速に増えてきているのが見て取れる。しかも20代~50代も減少傾向にあり、理容業の先行きは悲観的にならざるを得ない。
西暦:50代:60代:70代以上
2009:31.8:43.4:21.8
2010:28.3:43.8:26.1
2011:27.2:43.4:29.3
2012:23.6:41.1:31.2
2013:26.6:35.8:36.9
2014:25.7:34.6:39.0
(単位%)
*50代とあるのは20代~50代のこと
【調査概要】
対象:理容組合員5000人
調査期間:2014年8月
回答数:1405票(28.1%)
調査方法:郵送またはインターネット
調査機関:NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション
タグ: 理容組合員, 理容統計年報