理容店経営者の平均年齢は64.6歳 6年間で3.3歳高齢化
Posted on | 3月 27, 2014 | No Comments
理容店経営者の年齢はこの6年間で約3.3歳ほど高齢化した。理容統計年報(全理連)によると、平成20年8月調査では61.3歳だったが、25年8月調査では64.6歳になった。
理容業を志望する若者が少ないことから、高齢化はさらに進むものと予想される。
なお、平均年齢は年代の中央値から算出した。
各年代層の分布状況をみると(グラフ参照)、平成20年は60代が41.5%と圧倒的に多く、50代・70代以上がその約半数だった。平成25年になると、60代が最多ながらも70代とは1.6ポイント差しかなくなり、高齢層に移行していのがわかる。
また、現在60代、70代が全体の約7割を占める構成になっているが、将来これらの年齢層の経営者が自然廃業すると、平均年齢は若干若返るものの、理容店舗数が半減する恐れもある。やはり理容業界にとって、後継者の育成は最重要課題といえる。
平成20年と25年の年代別構成比(%)
年代:20年:25年
20代:0.2:0.2
30代:5.2:2.4
40代:10.0:11.8
50代:20.3:12.2
60代:41.5:35.8
70代:20.6:34.2
80代:-:2.7
(註・20年調査では、70代以上の区分)
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