1道5県で美容所・美容師ともに減少
都道府県別美容所数・美容師数 <平成5年度衛生行政報告例>
2024年3月末時点の美容所数は27万4070件(同+4181件、同+1.5%)、美容師数57万9768人(同+7958人、同+1.4%)と増加する一方の美容業だが、減少している地域もある。
男性美容師8万8440人で過去最多
2020年国勢調査(時系列)にみる理容師数美容師数
総務省は2023年12月、令和2年(2020年)国勢調査の時系列データを更新した。最新の国勢調査(2020年)の理容師数は14万0770人で前回調査比2万7780人(16.5%)の減、美容師数は35万1060人で同930人(0.3%)増とほぼ横ばいだった。
美容室16万2461店、美容師40万8707人、1店舗当たりの従業者は2.52人
令和3年経済センサス活動調査
2021年の全国の美容室は16万2461店、美容師(美容従業者)数は40万8707人で、1店舗当たりの従業者は2.52人になる。
47都道府県別美容師数 首都圏へ集中
2020年国勢調査による47都道府県別美容師数と前回調査(2015年)比。
男性美容師数 男性理容師数を上回る
2020年国勢調査によると、美容師数(美容業就業者)は38万7410人で、前回調査比-1800人(-0.5%)だった。
衰退する理容、縮小する美容
令和2年(2020年)国勢調査で、理容師(理容業就事者)は15万2740人だった。1990年調査以降、毎回減少を続けているが、今回も過去最少を更新した。美容師(美容業就事者)は38万7410人だった。美容師も2000年以降、毎回減少している。就業人口数から、衰退する理容、縮小する美容、が見えてくる。
美容所、美容師とも都市部へ集中続く
衛生行政報告(令和3年度)による、2022年3月末時点での47都道府県別の美容所数、美容師数と前年度比。
美容師数、美容所同様、過去最多 2021年3月末
2021年3月末時点の美容師数は54万9935人で、施設数と同様、過去最多を更新した。理容師数は21万0849人で、理美容合わせると76万0834人になる。理美容師数も過去最多。
都道府県別 美容所美容師数
2019年(平成31年)3月末・衛生行政報告(2019年10月31日発表)によると、各都府県で美容所は増加、とくに首都圏、近畿圏、愛知県の都会地での増加が著しい。人口が減少傾向にある道県では減少している。
美容師数 1万4264人増 半数は東京・千葉
昨年より1万4264人と大幅に増え52万3543人になった全国の美容師数だが、東京と千葉だけで増加数のほぼ半数にあたる約7千人増えた。美容業の首都圏への集中が目立つ。
平成28年度美容店舗・美容師数/都道府県別
2017年3月末現在の各都道府県別 美容店舗数、美容師数と前年度比。厚生労働省・衛生行政報告(平成28年度)より。
美容師理容師合わせると73万人
厚生労働省が2017年10月26日発表した衛生行政報告によると、2017年3月末現在の美容師数は50万9279人で施設数と同様、過去最多を更新した。前年度比4581人(0.9%)増だった。1971年には21万6906人だった美容師数は毎年増加を続けている。
美容所・美容師ともに減少は6県
平成27年度衛生行政報告
2016年11月17日発表された平成27年度衛生行政報告(2016年3月末現在のデータ)で、これまでの最多を記録した美容所数、美容師数だが、都道府県別にみると一部の地方で減少しているところもあり、大都市圏へ集中する傾向があるのがうかがえる。
美容師数は47万9509人で過去最高、理容師数は23万8086人
厚生労働省が2013年10月24日発表した平成24年度衛生行政報告によると、平成25年3月末現在の理容師数は23万8086人で前年度比1931人(-0.8)減少した。美容師数は47万9509人で、美容所同様、最高記録を更新した。前年度比は8348人(1.8%)の増。
廃業者が多い美容師 「サービス産業動向調査」より
廃業する美容師が多いことは以前から指摘されていたが、2009年から始まった「サービス産業動向調査」(総務省)のデータをベースに算出すると2010年には5万0968人、2011年3万6400人が廃業したことになる。
keep looking »