美容業の経営実態 男性6割、年齢は30代が36%、業歴は3年未満が4割、従業者は平均4.7人
美容業の経営実態は、「男性6割、年齢は30代が36%、業歴は3年未満が4割、従業者は平均4.7人」
経営者の年代、業歴(開業経過年数)はバランスよく散らばっているが、従業者数は半数近くが2人以下で零細な業界だ。経営者の年代では70歳代・80歳代も合わせて5%を数え、高齢になっても働ける仕事である。そんな美容業の実態が日本政策金融公庫が2012年2月に行った調査から明らかになった。
美容室への調査・監視指導回数は平均0.21回
保健所の指導員による調査・監視指導の回数は、生衛業全体では1店舗当たりの年間平均回数は0.24回(平成21年度)だが、美容室の平均は0.21回だった。
理容店への調査・監視指導回数は平均0.19回
保健所の指導員による調査・監視指導の回数は、所轄保健所によって大きなバラツキがある。生衛業全体では1店舗当たりの年間平均回数は0.24回(平成21年度)だが、多いところでは0.9回を超える一方、少ないところでは0.1回に満たない。
美容学校入学者数 2年制以降以来の最低数
2012年、美容学校(昼夜間課程)への入学者数は1万8583人で、平成10年に2年制になって以来の最低数だった。日本理容美容教育センターの教科書販売数による。
理容学校入学者数 過去最低を更新
2012年、理容学校(昼夜間課程)への入学者数は1008人で、これまでの最低数を更新した。日本理容美容教育センターの教科書販売数による。
パーネントウエーブ液生産量 2011年は前年比▼17%
パーネントウエーブ液の生産量が2011年も減少した。前年比▼16.8%の減で、最低を更新した。理美容ニュースが薬事統計月次報告を集計した。
中高年男性の5割が「美容に関心」
サード・エイジャーと呼ばれる中高年の男性のうち53%が「美容に関心を持っている」のがわかった。この年代が気にしているのは、やはり薄毛と白髪。
理美容サービス 物価指数、依然不調
政府は2012年5月25日、4月の消費者物価指数、小売物価調査、5月31日家計調査などの経済指標を発表した。消費者物価指数は総合指数(生鮮食料品を除く)がプラスに転じるなど景気回復の兆しが見えるが、理美容サービスは99.6と依然100を下回っている。
美容組合員数 2012年4月時点で6万3981人
2012年4月1日現在の美容組合員数は6万3981人で、前年に比べ2175人、3.3%減った。全美連が第350回理事会で発表した。
美容室滞在時間 平均は1時間43分 理想は1時間19分
女性が美容室に滞在する時間は、平均1時間43分(102.6分)。彼女らが理想とする美容室滞在時間は1時間19分(79.4分)で、23分ほど長く滞在していることになる。
美容室への支払金額 女性は6,542円、男性は4,389円
ビューティワールド総研グループは、2012年2月に実施した全国の人口20万人以上の都市在住の20~64歳の男女を対象に、「美容領域に関する調査」、通称・美容センサスの結果を5月8日公表した。
パーマ支出 前年同月比20%超
政府は2012年4月27日、3月の消費者物価指数、小売物価調査、家計調査などの経済指標を発表した。それによると、消費者の支出を示す家計調査で、理容・美容関係市場が急速に回復しているのがわかった。
美容サロン 会計ソフト導入は23%
理容と美容を比べると、経営規模、経営者の年齢などの違いから美容の方が普及している
理美容サロンのホームページ開設率は約4分の1
日本政策金融公庫は、理容美容など生活衛生業のインターネット活用状況を調査し、2012年4月公表した。
美容業「経営上の問題点」で顧客数の減少が過去最高
美容業はDI指標で、売上、採算、業況は悪化したが、客数、客単価が2期連続して改善。来期に期待が持てる結果だった。
« go back — keep looking »