中流層の復活に期待
オーバーストアが常態化している美容業界は、いまだに不況が続いているが、アベノミクスの新成長戦略「一億総活躍社会」が実現されれば、安部首相が就任して以来、いい続けている中流層が復活し、美容業界の景気回復が期待できる。
今年は、ぶ厚い中流層の復活に期待
このコラムを通して、私なりにさまざまな提案、提言をしてきたが、残念ながら理美容業界がよくなったとは思えない。むしろ最近の経済指標をみると、いっそう悪化している。
一人経営の美容室は、免疫美容サロンに
美容業界は、個人経営の小規模美容室が圧倒的に多い。20代後半から30代にかけて独立して、数人のスタッフを雇用して営業する時期もあるだろうが、やがて高齢になると、人を雇ってまで、というわけにはいかなくなる。
肌の健康に関心のある女性が増えている
政府の景気判断とは違い、美容業界の景気は良くない。
大手企業や公務員の給与は上昇したものの、中小企業の社員や非正規、パートなどを含めた全体では微増にとどまっている。これでは、美容業などへの支出増は望めない。むしろ円安による輸入品などの値上がりで、美容への支出を控える傾向が伺える。
超一流を目指す
格差社会がいわれて久しい。日本に限らず、多くの国が格差是正に取り組んでいるが、格差は広がる一方というのが現状だ。
1人経営の美容室も経営が難しい時代に
高齢化社会を迎えた日本。4人に1人は65歳以上のお年寄りだ。高齢化社会は美容業界も同じだ。
次は、理美容の統一だ
美容室での男性カットが禁止されていたのを知っている人は美容師さんでも多くはいない。まして一般の人は知るよしもない。そんな「美容室での男性カット禁止」の通知を廃止する新たな通知が先月、厚生労働省より発出された。
カウンセリングに最適な「5坪サロン」
私が提案する「5坪サロン」は、一人での営業を基本にしている。だから技術中はお客さまと二人きりになる。
「5坪サロン」には看板メニューが必要だ
前回、失敗しない新規開業店として「5坪サロン」を提案した。要は、出店経費を極力抑えた、1人営業・完全予約制の美容室である。この「5坪サロン」を間違いなく成功させるには、近隣他店にはない、独自の「メニューX」が必要だ、とも主張した。
「5坪サロン」の提案
美容業の新規開業件数は、相変わらず多い。毎年1万店を超す美容店が新規開業店として登録される一方で、8千店ほどが廃業している。高齢にともなう廃業もあるが、開業したものの経営がうまくいかずに廃業するケースも多い。
総中流化を目指す政策を
美容業界は長期に低迷していて、なかなか浮上できない。パーマの復活作戦、トータルビューティ、ヘッドスパなだなど、いろいろなメニューを試みているが、業界全体としては低迷したまま、と言わざるをえない。
大廃業の足音は聞こえはじめている
春節で大挙来日した中国人観光客の「爆買」がマスメディアで大々的に報道された。
25才の男性美容師さんへの提言
今回は、「25才の男性美容師さんへの提言」と題する一文を。
美容業界に入ってくる若者は、いづれ独立して自分の店を持つのを一つの目標にしている人が多い。とくに男性美容師さんは、独立志向が強い。
平成27年は期待できる年
いま女性の活躍が期待されている。安倍政権の発足以来、アベノミクスを中心に日本の経済は動いているが、その一つの柱として女性の社会進出、女性の活躍が求められている。
選挙後も続く、理美容業の冬の時代
衆議院議員選挙、たけなわである。争点はアベノミクスになっている。
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