管理理美容師資格認定講習 アンケート調査で改めて検討
Posted on | 2月 2, 2013 | No Comments
厚生労働省の生活衛生営業関係補助金助成事業・第二次募集で、全理連関係として「震災復興事業」と「管理理容師資格認定講習に関する実態調査」の2事業が認可された。
「震災復興事業」は143万5千円、「管理理容師資格認定講習に関する実態調査」は67万円が国庫より助成される。2013年1月31日開催の全理連理事会で報告された。
第二次募集は、一次募集では予算額に達しなかったため、2012年12月7日に募集が開始され、12月25日に締め切られていた。
「震災復興事業」は、岩手、宮城、福島の3県の被災組合員を対象に、現在の状況、今後の要望などをアンケート調査する。調査結果は全理連で集計し、被災組合員の生活再建と復興のために役立てる。
「管理理容師資格認定講習に関する実態調査」は、同講習開催時に受講者全員に講習内容のアンケート調査を行うもので、今後の管理理容師資格認定講習のあり方について検討する資料にする。これは厚生労働省からの依頼で、理容師美容師試験研修センターの協力を得て実施する。
管理理美容師制度については、民主党政権下の事業仕分けで廃止と判定され、その後の厚生労働省の検討会で「2入以上の店舗から、1人以上(全店舗)」に決まったが、法改正などの手続きが済んでいない。昨年末、政権が自民党に変わったのを受けて、改めて法改正をするかどうかを含め、同講習について検討することにしたもの。
なお、同様の調査は美容の管理美容師資格認定講習でも行われる。
タグ: 厚生労働省健康局生活衛生課, 管理理美容師, 補助金助成事業